2009年02月21日

いざ展示会へ

いざ展示会へ

今日は、民芸村の工芸作家3名とともに宗像(赤間)で開催しているアクセサリー展示会場へ行った。会期は2月一杯で、出品している4名ともに遠方であるため、普段はギャラリーのオーナーに見て頂いている。今日、明日は、ギャラリーのある赤間のお祭りがあり、お客さんも多くなるため、我々も出張っていく予定となっていた。

案の定、お客さんの出足は朝10時半くらいから多くなっていたらしい。私は連日の疲れもあって、少し遅めの11時過ぎに到着したが、最寄の駅からギャラリーまでの街道筋(旧唐津街道)はお祭りに来ているお客さんで既にごった返していた。
お祭りのメインは、何といっても酒造所(勝屋酒造)の蔵開き。通りから酒造所の屋内がチラッと見えたが、芋の子洗う状態。みんな朝方からのんべぇ集まっとるやん、という感じだ。それはそれ、後から行こうと思いつつ、ギャラリーへの道を急ぎ、程なく到着。ギャラリーも街道沿いなので、既に5~6名の方が見学に来ておられた。

今日は作家4名中、3名で夕方4時過ぎまで担当。いろんな方にご覧頂けて良かった。赤間祭りは、もう何年も続いているお祭りであるため、常連の皆さんは心得たもの。ギャラリーなじみの方もいらっしゃって、楽しいひと時を過ごせた。作品についての感想や意見も頂けて有意義であった。今回の展示物はアクセサリー作品である事から、付ける女性の立場から発せられる生の声を聞くことが出来て良かった~。明日も引き続き展示会に出張る予定である。  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 19:31Comments(0)制作日記

2009年02月21日

5℃

5℃

ここ2日ほど九州民芸村内の我が工房でバタバタと作業していたが、山懐深いところなので、普段下界にいるせいか、と・て・も・寒く感じた。午後3時くらいというのに、乾燥炉のスイッチを押すと温度センサーが5℃を示している。北国の人から怒られるかもしれないが、九州の人間にとって5℃はやっぱり寒い。

このぐらいの温度だと、塗料の乾燥もしくは硬化に問題が起きてくる。2液硬化型の目止め剤やパテなんか、かなりの影響が出てしまった。本来2時間もあれば相当硬くなるはずなのに、4時間経ってもまだやわやわ状態。なんじゃこりゃ・・である(漆なんかもやっとられん!)。そこで、炉の設定温度を20℃にし、普段は自然乾燥だけで済むような塗装物をわざわざ炉に入れて、しばらくほたっとく(ほったらかす)ことに。※自然乾燥と言うのは、熱などをかけずに大体20℃ぐらいの外気にさらして乾燥させることを指す。
結果は全然違った。明らかに正常な硬化状態に仕上がっているのだ。やはり、5℃では塗料本来の機能が出てこないわけだ。塗料も寒さに弱い九州人???  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 00:19Comments(0)制作日記