2009年03月26日

経済危機打破の動き

経済危機打破の動き

仕事でバタバタ、WBCにかまけている間に、どうやらアメリカでは経済危機打破の動きが本格化してきたようだ。そのひとつが不良資産の買い取りだが、政府が不良債権化した住宅ローンをどのくらいの価格で買い取るかが焦点となっているとのこと。

バーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長が量的緩和策を現在実施中、という記事は見かけていたが、とうとう最後の切り札の一つを切ってきた。確か先週は「国債の買い取り」を発表。それも相当の規模ということらしいが、銀行等は自分が持つ国債を売ってドルを獲得し一息つける。そして、今回立て続けに「不良資産の買い取り」を本格化させるという速い動き。FRBと米財務省が、ここは一気に金融安定化を図ろうということか。市場は好反応し、株価は上がってきた。昨日オバマが経済危機を克服する施策が効果を上げて来たと演説している。市場の安心感醸成に向けたデモンストレーションと思われる。

3月ももう終わりに差しかかってきたが、今月の動き次第で今後数年の流れが決まってくるような予感があった。まだどうなるかは予断を許さないが、アメリカ政府、中央銀行はよくやっていると思う(為替相場等で相当危ない橋を渡っている感じではあるが・・・)。我々の生活にも大きく影響が出るため、アメリカの動きは今後も注目していかんとね。

昨日は九州民芸村で作業。今日は自宅で作業。
昨日は本当に寒く、体力を使う作業もしたので、今日は暖かい自宅でじっくり仕事をするつもり。


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 09:00Comments(0)経済つれづれ