2009年04月01日

新入社員と春の雷

新入社員と春の雷

今日から新年度。用事があって街(博多駅近く)に出ていたが、道中、真新しいスーツをまとった若者が本当に多かった。出先で皆さんが話していたが、博多駅周辺は新入社員で溢れかえっていたらしい。まさに新社会人が今日の主役である。

自分が初めて会社勤めした時を思い出すとどうだろう。私の場合、嬉しい、楽しいという感情よりも、何からやったらよいか分からず、また仕事の要領がつかめなくて、焦る気持ちばかりだったという記憶が残っている。焦りと緊張感、そして重圧感で、精神的に結構まいっていたような・・・。5月あたりにそのピークが来て、ようやく仕事に慣れてきたのが6月半ば。それでも、まだまだ要領が悪くて怒られてばっかり。「少しはマシになったかな」なんて言われるようになるまで1年近くかかったと思う。

一つの仕事を3年は続けてやらないと、その全体像がつかめないとよく言われるが、その通りだった。1年目では流れをつかむ一巡目。次の年は前年の反省に基づいてよりスピーディーに。3年目はお金のことまで考慮に入れて仕事をこなす。
顧客や外注先などとのつながりや信頼関係を構築するのも、やはり3年はかかるだろう。私の場合は、まだまだ人間的に未熟で、そこまでの余裕は無かったが。

さて、今日は夜9時過ぎまで出先にいたが、自転車で帰宅途中、雷と雨に見舞われた。頭の真上でピカピカゴロゴロ。それに寒さも加わっていたので、「ありゃりゃ、こりゃ新入社員歓迎のお花見は大変だったのでは?」と思いながらの帰宅。自宅でニュースを見ると、日銀の短観が最悪との報。今年度は、新入社員の方々にとっても試練の幕開けとなったようだ。


工房HP(移転しました!)
こちらから→icon100
http://colorplanet.sakura.ne.jp/mizuo.html
  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:49Comments(0)よもやま話