2009年07月05日

「質」の高さ

「質」の高さ

今日は民芸村で作業。夕方から雨が降り、帰路は車の運転を気をつけねばならなかった。夜、雨が降っているときは、スピードを落とし、心に余裕を持って運転しないとホントに危ない。

ところで・・・今日の作業中も考えたが、ものを作っていると自然と「質」の問題にぶち当たる。内容的な「質」、技術的な「質」、それぞれ物足りなく感じてしまうことがよくある。

どこまで「質」の高さを求めていくか・・・完璧なものを作ることは出来ないので、どのレベルにまで落とし込んでいくのか、いつも厳しい選択に迫られる。また、お金の問題も絡んでくると、「質」とともに作業時間との闘いにもなってくる。要領よくこなせないことが多いだけに、まだまだ自分の実力不足に泣かされることが多い。他の分野でもそうだと思うが、「ものづくり」の道も一歩一歩前進するしかない。

日本は「質」の高さがあったからこそ、世界の中でも注目されてきた。先達者たちの功績は、はかり知れない。
日本の中でも特に「質」の高さが求められているのは「東京」だということを若い頃知った。自分の甘さを嫌というほど思い知らされたのが「東京」だった。現在もなお、自分にはものづくりに対する厳しさが足りないと思う。反省することだらけだが、これから先どれくらい「質」の高いものを作り出せるか挑戦しようと思う。


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:10Comments(0)制作日記