2009年07月13日

民主党躍進・・・

民主党躍進・・・

東京都議会選挙の結果は、民主党が大幅に票を伸ばし躍進。第1党となり、自公体制が崩れる結果に。来るべき総選挙の前哨戦と言われ、注目されていた選挙だが、ある程度予想された結果となった。

マスコミの分析がいろいろ出ていたが、民主党が今回の選挙で無党派層の取り込みに成功したのではないか?とも言われている。自公を支えている票田に関しては、前回の選挙と数的大差はなく、どっちつかずで迷っていた方々が民主党に票を入れた、という構図が現れてきたようだ。

しかし、東京の自公体制が崩れたといっても、自公側と民主+他勢力の差はほんのわずかだ。麻生総理は、来週の21日に解散を宣言するとのことだが、この微妙な差を睨んでのことか・・・9月までに解散しなければならいと考えると、いずれにしても期間的にはそう変わりがないから、「自分が総理のうちにいま白黒つけてしまえ!」ということかもしれない。

ここら辺の政略的読みは別にして、現在の日本を取り巻く環境を考えると、「頼りにはならないが一旦は民主党に」という「変化」を望む民意が出てきていることは確かだろう。「変化」の先には「痛み」を伴うことも覚悟しなければならないが、国民がどれだけそれに耐えられるか?真の「改革」と「安心感」を得るためには、まだまだ紆余曲折が待っていると思われて仕方がない。



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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:08Comments(0)政治つれづれ