2010年01月26日

米中の覇権争い・・・

米中の覇権争い・・・

今夕、テレビを見ていると、アメリカが台湾に最新兵器を売るとのニュースをやっていた。「あ~またやってるな・・・」との感。当然のことながら、中国政府は今回の武器売却に対して反発している。アメリカの国際的影響力と中国の台頭とが真っ向からぶつかり合っている形だ。表向きは両政府とも「両国関係は最重要」と言っているにもかかわらず・・・。

中国政府は、東シナ海、南シナ海、そして太平洋に至る海域に以前から興味を示している。日本とは尖閣諸島問題、ベトナムとは西沙諸島問題という領有権問題を抱え、最近は日本が排他的経済水域として主張する沖ノ鳥島に対しても、「島ではなくただの岩礁ではないか」と異議を申し立てている。

日本もそうだが、国家というのは常に領有権の主張をするもの。縄張り意識が強いものだ。中国は経済的な力が増し、武力的にも政治的にも国際的に存在感を増してきている。その分、随分と主張するようにもなっている感じがする。

このような情勢で、アメリカの対外政策中、中国の動向は最重要課題の一つとなっているのだろう。この機に至って、早速動き出したのではないか。

アメリカの産業の中で大きなウェイトを閉めるのは軍産複合体だ。相当な力を持っている、いわゆる「死の商人」達。世界中でくすぶる国家間の緊張に合わせて武器を売っている。彼らは中国と台湾、双方の対立をこれまでも利用してきたと思うが、両地域の経済成長と外貨保有高に目をつけ、さらに商売の領域を広げるつもりか・・・。台湾では2008年には国民党政権となり対中関係の緩和が期待され、なおかつ経済的には中国と台湾の経済人達が協力関係を築いているところだっただけに、水を差す結果とならないか心配だ。

国家というのは、覇権を唱えたり、対立がお好きなようで困ったもの。それでお金儲けをする人達も必ずいる。世界的に経済情勢が悪化してきているだけに、今回の武器売却問題で厄介なことにならなければ良いが・・・。

あさって1月28日には火星が地球に最接近するという。火星というと、マース:戦いの星。人々の対立を煽ることがありませんように・・・東アジアの安定と平和を望む。



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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:54Comments(0)政治つれづれ