2010年03月01日

バンクーバーからソチへ

バンクーバーからソチへ・・・

今日は、バンクーバーオリンピックの閉会式が行われたが、北京五輪の時もそうだけど、祭典の後は、とっておきの楽しみが無くなる感じで寂しい。

しかし・・・閉会式で行われた2014年ソチ五輪のデモンストレーション、ロシアの底力と奥深さを堪能させてくれた。なんだろう?あのロマンチシズム。うっとりと氷と雪の世界に引き込むような演出。そして、どこか物悲しい、切ないイメージ・・・。悪いけど、、、カナダ吹っ飛んだり!!

ヴァレリー・ゲルギエフという指揮者、確か大変苦労してロシア音楽界を支えてきた人、という記憶がある。「髪の毛どうにかしたら?」というくらいみっともないおハゲの髪型だったとも記憶しているが、さすがに今日は整えてきたみたいだ。髪型はさておき、凄いオーラを放っていて、おまけにニヤッとしているから面白い。

ロシアという国は歴史があり、芸術についても一流。のっけからロシア国歌を国立合唱団で格調高く歌い上げ、次々と繰り出す幻想的演出。私が大好きな名曲:「ダッタン人の踊り」(歌劇「イーゴリ公」から)を、「イヌワシ」の羽が生えたソプラノ歌手がツヤのある声で歌うシーンにも、やっぱり「うっとり」だ。この曲、私が大学生時代、ヨーロッパ旅行中、ロンドンのロイヤルアルバートホールで聞いたが、大変印象に残り、思い出深い美しい調べ。ロシアの曲だったとはね~。いやぁ~、魅せつけられました。素晴らしい!!

こういうのを見てしまうと、ソチ五輪、ホント行きたくなっちゃうね。  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:27Comments(0)スポーツつれづれ