2010年05月18日

ガソリン価格の割高感・・・

ガソリン価格の割高感・・・

福岡市中央区の自宅から糸島の工房まで24キロほどの距離だが、交通手段は車かバイク。当然、ガソリンスタンドにはよくお世話になっている。

最近ガソリン価格が値上がりしているので、週に3回ほど工房に行っていると、負担が徐々に増えていると感じる今日このごろ。確か、3月あたりはリッター127~130円くらいだったような。それが今は137~140円と、リッターあたりほぼ10円の値上げ。原油価格は1バレル60ドル台だったものが、今は70ドル台~80ドル台を行ったり来たり・・・。

どうも、原油価格とガソリン価格の推移を見てると、この二つは必ずしも比例していないことが分かる。2年近く前、2008年7月の原油高の際は、原油価格が1バレル=147ドルに高騰し、その時のガソリン価格は180円ほど。半年後の2009年の1月には原油価格が1バレル=35~40ドル台に落ち込み、その時のガソリン価格は110円ほど。思ったより下がっていない。本当だったらガソリン価格も原油同様3分の1以下の値段になって良いはずだ。

どうも石油卸各社、ガソリン製造会社の立場からすると、原油高騰時に消費者の購買欲を落とさないよう、ガソリン価格の値上がりをだいぶ抑え、損をしていたようだ。従って、半年後の原油値下がり時にガソリン価格をそれほど下げられなかったのではないかという推測ができる。

しかし、10~8年ほど前、原油1バレル=25~30ドルでガソリン価格100~105円。そして現在は1バレル=70ドルぐらいとして、ガソリン価格は130円台。日本でのガソリン価格は、以前に比べると少しお高いが、ドル円の為替レートの変化もあるし、果たしてこの価格帯は割高なのかどうか、ちょっと分かんないねこれは・・・。  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:56Comments(0)よもやま話