2011年01月26日

マンション1月理事会・・・

マンション1月理事会・・・

本日は午前午後と学校で授業。

夜7時からは、うちのマンションの定例理事会。今回の主要議題は、「排水管改修工事」。とある業者に排水管調査を依頼したが、その結果報告を聞いて今後の対応を決めるというもの。

排水管の老朽化は、築年数が経ったマンションにとって重要な問題。水漏れの原因になるしね。

現状報告が業者の方からあり、共用の主管はかなり状態が良いことが分かったが、専有部分(各戸)の排水管がかなり傷んでいるとのこと。ファイバースコープ(内視鏡)を使った排水管内の画像をみると・・・鋼管部分に出来た錆によってボコボコになった内面が映し出されていた。また、その上に油ギトギトの汚れが付着した画像も・・・。「マズいですな~これは・・・」と理事の面々。本格的なケアが必要な感じで、今後の対応策を話し合う。

結論から言うと、このような傷んだ排水管は更新する(取替える)のが一番らしい。洗浄してライニング処理(内面に樹脂コーティング)をしても、いずれ10年後くらいにまたケア(もしくは更新)が必要になるとのことで、例え壁面にブラストなどかけて洗浄しようとしても、排水管が損傷し、穴が空く事態も起こりかねないので、洗浄作業の実施自体が現段階で難しい。

やはり今後20~30年排水管を保持しようとするなら、ここで取り替えるの良い。しかし、床や壁を引っ剥がして中の配管を取り替える工事だ。お金が各戸毎で数十万単位かかるし、調査をして各戸別の工事計画を立てなければならない。これは大変な作業になりそうだ。修繕積立金からどう予算を捻出し、各戸の負担金をどのくらいにするか・・・頭が痛い~~~!

日本全国、古いマンションの修繕問題が噴出してきているだろう。その中でも、水道管とともに、排水管の改修・取替えというのは・・・大変な問題でやんす!!


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:13Comments(0)社会つれづれ