装飾工房｢瑞緒」よかよかブログ

国家破綻のプロセス・・・

昨日は、危機感のつのる国家財政について書いたが、具体的に国が破綻したらどうなるか･･･ちょっとネットで確認してみた。

国家財政破綻は以下のようなプロセスで発生するらしい。

　財政支出が増大し、歳入が減少。
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　赤字が増える。
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　政府が国債を発行し、乱発する。
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　歳入が更に減少。政府は国債の利子が払えなくなる。
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　誰も国債を欲しくなくなり、国債の価値が下がる。
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　赤字を返せる目処が立たなくなる。
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　国の経済や通貨に対する信頼がなくなる。
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　通貨が国外に流出する。
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　通貨価値が下がりインフレに。
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　通貨が紙くず同然になる。

日本の場合、今のところ｢国債乱発｣の段階。これが更に進むと、国債の利子が払えない段階に陥る。このラインが国家破綻の始まりとなる。最悪の場合、通貨の価値が無くなり、物々交換が始まったり企業が海外へ出て行ったりして、経済が滅茶苦茶になる。将来に絶望する人が増え、犯罪が横行する。

こういう最悪の段階になる前に、政府は手を打つらしい。ＩＭＦ(国際通貨基金)に支援を要請し、大量の資金を融通してもらって国を再建する。しかし、支援を得るためには、具体的な再建策を提示させられるなど、様々な条件が突きつけられ、かなり管理された制限付きの世の中になる。

いたずらに不安を煽ってもいけないが、もしこういう事態が現実に起こってしまったら・・・と考えると恐ろしい。避ける努力を今のうちからせんといかんと思うのだが・・・。