2010年12月20日
坂の下の池・・・
坂の下の池・・・
昨日、NHKの「坂の上の雲」を夕食を食べながら見た。ここ数週間、途中何度か見損ないながら見ているが、大体の粗筋は分かる。「坂の上の雲」というと、明治期の主に日露戦争を描いた司馬遼太郎の代表作品。明治は西欧列強に対抗して日本が必死に登っていこうとする時代。
☆Wikipedia では下記の解説あり。
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『坂の上の雲』とは、封建の世から目覚めたばかりの日本が、そこを登り詰めてさえ行けば、やがては手が届くと思い焦がれた欧米的近代国家というものを「坂の上にたなびく一筋の雲」に例えた切なさと憧憬をこめた題名である。作者が常々問うていた日本特有の精神と文化が、19世紀末の西洋文化に対しどのような反応を示したか、を正面から問うた作品である。(Wikipedia 引用)
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当時は「西洋に追いつけ追い越せ」で目標があったのだろう、、、
戦後の復興期も、「豊かになりたい」という単純な目標があった。
しかし、現代は本当に変わってしまったものだ。
明治期がそんなに良かったかというと「そうでもないよ」と言いたくなるが、今の日本はグローバル社会の中で迷走中。まるで、坂の下に転げ落ちていって「池にポチャン」というような様相。漠然とした不安が世を覆っている。せめて池の手前で踏みとどまり、自分の姿を水面に映してよく観てみないと。
今は何をなすべきか・・・まだまだ何とかなりそうな可能性がきっとあるはずだ。
螺鈿・蒔絵 装飾工房『瑞緒』HPはこちら
昨日、NHKの「坂の上の雲」を夕食を食べながら見た。ここ数週間、途中何度か見損ないながら見ているが、大体の粗筋は分かる。「坂の上の雲」というと、明治期の主に日露戦争を描いた司馬遼太郎の代表作品。明治は西欧列強に対抗して日本が必死に登っていこうとする時代。
☆Wikipedia では下記の解説あり。
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『坂の上の雲』とは、封建の世から目覚めたばかりの日本が、そこを登り詰めてさえ行けば、やがては手が届くと思い焦がれた欧米的近代国家というものを「坂の上にたなびく一筋の雲」に例えた切なさと憧憬をこめた題名である。作者が常々問うていた日本特有の精神と文化が、19世紀末の西洋文化に対しどのような反応を示したか、を正面から問うた作品である。(Wikipedia 引用)
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当時は「西洋に追いつけ追い越せ」で目標があったのだろう、、、
戦後の復興期も、「豊かになりたい」という単純な目標があった。
しかし、現代は本当に変わってしまったものだ。
明治期がそんなに良かったかというと「そうでもないよ」と言いたくなるが、今の日本はグローバル社会の中で迷走中。まるで、坂の下に転げ落ちていって「池にポチャン」というような様相。漠然とした不安が世を覆っている。せめて池の手前で踏みとどまり、自分の姿を水面に映してよく観てみないと。
今は何をなすべきか・・・まだまだ何とかなりそうな可能性がきっとあるはずだ。
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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 16:11│Comments(0)
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