2011年08月20日
炭粉作業・・・
炭粉作業・・・
本日は工房にて漆作業。
高蒔絵風にベースの一部を盛り上げるため、
漆を塗った上に炭粉を蒔き付ける、、、という作業を行う。
だいぶ前に作っていた炭粉。
かなりの量あるが、、、
今回の作業面積は広く、どのくらい消費してしまうのか??
ちょっと不安~~
漆を塗った面。
炭粉を蒔き付けた状態。
どこの惑星表面か?・・・という感じ。
ちょっとよく分からないので、光に当てた状態を↓
う~む、これでも黒くなった火星表面って感じ。
しかしまぁ~この盛り上げ方。
やっぱり結構な量の炭粉を消費した・・・
今回の作業、下地作業ということであれば、正式名称は「蒔き下地」。だが、中塗り後の作業となるので「炭粉上(高蒔絵)」という名称になるかも。下地を上げるだけだから蒔絵ではないわけで・・・。
いずれにしても、炭粉をまず筆先に付けて、塗り立ての漆面の上に持って行き、指でトントンと筆を叩いて炭粉を落とす、、、という作業となる。蒔き付けるのは細かい砂でも良いのだが、炭粉で下地を作るとかなり強力なものとなるらしいので、私は炭粉を使うことが多い。
この季節だから、明後日には乾燥しているかも。乾燥したら、余分な炭粉を払い落として水研ぎ。その後、灯油でシャブシャブにした生漆を塗って炭粉面を固める。
この後は、、、ちょっと迷っているが、いきなり黒漆を塗ると塗面を平坦にするまで回数が必要になるので、だいぶ前に作り置きしていた錆(さび/砥粉と漆を水を含ませてネリネリしたもの)をヘラづけしようか・・・と考えている。
漆は、、、いろいろと一筋縄ではいかないので、やはり工程が多くなりますなぁ~。
螺鈿・蒔絵 装飾工房『瑞緒』HPはこちら
本日は工房にて漆作業。
高蒔絵風にベースの一部を盛り上げるため、
漆を塗った上に炭粉を蒔き付ける、、、という作業を行う。
だいぶ前に作っていた炭粉。
かなりの量あるが、、、
今回の作業面積は広く、どのくらい消費してしまうのか??
ちょっと不安~~
漆を塗った面。
炭粉を蒔き付けた状態。
どこの惑星表面か?・・・という感じ。
ちょっとよく分からないので、光に当てた状態を↓
う~む、これでも黒くなった火星表面って感じ。
しかしまぁ~この盛り上げ方。
やっぱり結構な量の炭粉を消費した・・・
今回の作業、下地作業ということであれば、正式名称は「蒔き下地」。だが、中塗り後の作業となるので「炭粉上(高蒔絵)」という名称になるかも。下地を上げるだけだから蒔絵ではないわけで・・・。
いずれにしても、炭粉をまず筆先に付けて、塗り立ての漆面の上に持って行き、指でトントンと筆を叩いて炭粉を落とす、、、という作業となる。蒔き付けるのは細かい砂でも良いのだが、炭粉で下地を作るとかなり強力なものとなるらしいので、私は炭粉を使うことが多い。
この季節だから、明後日には乾燥しているかも。乾燥したら、余分な炭粉を払い落として水研ぎ。その後、灯油でシャブシャブにした生漆を塗って炭粉面を固める。
この後は、、、ちょっと迷っているが、いきなり黒漆を塗ると塗面を平坦にするまで回数が必要になるので、だいぶ前に作り置きしていた錆(さび/砥粉と漆を水を含ませてネリネリしたもの)をヘラづけしようか・・・と考えている。
漆は、、、いろいろと一筋縄ではいかないので、やはり工程が多くなりますなぁ~。
螺鈿・蒔絵 装飾工房『瑞緒』HPはこちら
Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:34│Comments(0)
│漆塗り