2021年06月17日

工房での貝殻整理つづく・・・

工房での貝殻整理つづく・・・

最近雨が降り続いておりますが、
今日は雨が止むということで、いそいそと工房へ。。。
要は、貝殻整理のつづきを屋外でやる為であります(^^;


 まずは、先日に廃棄処分相当となった貝殻たちを、、、
 工房前のコンクリ床で割る作業。


 割った状態の貝殻たちをアップするのは忍びない感じですので、
 粉々にして持ち去った後の現場画像をアップ!(^_^;)


 工房主=切り株くんも、目の前の凄惨な現場を目撃していたのでした!(^^;


 そして、、、更なる選別作業に着手。。。
 まだまだ段ボール箱に眠っているメガイアワビたちがおりまして、
 次々に選別をして行くのでした~。
 ☆奥手の貝殻たちが次なる犠牲者(粉々に~)となるのであります(^^;


 それにしても、さすが梅雨の時期。。。
 お昼過ぎてから暫くして、またもや雲行きが怪しくなって来ました。
 ちょっと雨がひとしきり降って、夕方になって止んだタイミングで
 これまたいそいそと帰宅の途に就いたのであります~。

ちょっと諸事情があって工房の片づけを急いでやっておりますが、
来週は、磨き貝の作業も再開して、急ピッチで進める予定です。

何かと忙しい6月ではあります。。。




  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:21Comments(0)制作日記

2021年06月15日

お弁当箱 修理完了編・・・

お弁当箱 修理完了編・・・

暫く前に漆塗りの修理をしていたお弁当箱。
ご予算の関係もあり「応急処置を施す」という今回のミッション。

実は既に完成し、5月半ば過ぎに依頼主へお返ししておりました(^^)


 内側朱塗りの一部隅が割れて、隙間が空いておりましたが、
 しっかり埋めてから、このように隅だけグルっと朱塗りを施しました。


 お弁当箱の外側、内側のあちこちに、
 亀裂や穴、剥がれが出来ておりましたので、
 そういう箇所もついでに応急処置を施し、
 フタ上面と箱底面だけは全体に摺り漆をして完成~。


 細かい擦り傷などは残っていますが、
 これで暫くは使用に耐えられることでしょう^^

現在は、貝殻加工、螺鈿細工、塗り直し、新作品の制作や準備など
日々諸々行ってはおりますが、、、
時代の潮流に合わせて、ホームページ、SNSでの情報発信なども見直し、
いま世の中で求められるものは何か?という目線で、
自身の変化を促していかねば~と思う昨今です。

コロナ後って、、、どうなりますかね~(^^;







  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 15:46Comments(0)制作日記漆塗り

2021年06月14日

生漆の詰め替え・・・

生漆の詰め替え・・・

今日は朝から生漆の詰め替え作業です。
古い漆を1kg桶からチューブに詰め替えます。。。


 諸々道具など準備してセッティング!
 漏斗をチューブのお尻に差し込んで~


 ヘラですくった生漆を漏斗に垂らして行きます。。。

桶底や被せフィルムなどにくっついた漆は、
乾燥した漆の塊やゴミが含まれておりますので、
ヘラでこそぎ取ってから、濾し紙で濾してチューブへ。

周囲が汚れないよう気を使う作業なので、、、
なかなか作業中の写真は撮れませんでしたが、
作業後にちょっとパチリ☆しました(以下)。


 空になった左の漆桶さん。
 右の新人さんと記念撮影(^.^)


 詰め替えチューブの三人衆。
 確か白チューブが50g用、銀色チューブが100g用だったかと。。。
 思いのほか多く桶に残ってましたね~。

古い生漆は黒くなっていますが、
ウルシオール成分(酵素)が減少して乾燥が遅くなっていますので、
調整用の漆としても使用しています。

新人さんとチューブさんは、、、ウルシオール減退を防ぐため
この後に仲良く冷蔵庫へ入ってもらいました~(^^)

  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 12:23Comments(0)制作日記漆塗り

2021年06月11日

癒しの必須アイテム・・・

癒しの必須アイテム・・・

当工房の必須アイテムと言えば、
やはり細工などあらゆる場面での右腕=ピンセットくんですが、、、
近頃とても心強いアイテムが加わりました。


 それはブラックマスク、いや!ブラックアイマスクです(^^)/

ただのマスクなのですが、、、
いつぞや細かい作業でヒジョーに疲れておりまして、
「ちょっとお休みタイム!」をとりたいな~と思っていた時、
ふと、脇の机に置いていた未使用の布製ブラックマスクを見て、
お・も・い・つ・い・た!のです。
「これ、アイマスクになるっちゃない?」と。。。

ちょっと隣りの部屋のベッドに行って横になってから、
このブラックマスクを両目にかけたところ、、、
完璧な光遮断!&とっても軽やかな装着感!であることが分かりました。
そして、、、そのまましばらくスヤスヤ~となったのであります(^.^)

もしかすると、既にこの利に気付かれ、
ご活用されてる方がいらっしゃるかもしれませんね。
いや~実に素晴らしいアイテムです。
必要に応じて、鼻に掛からないよう
ちょっとカットしても良いかもしれませんね。

変な話ですが、これもコロナ禍があってのことです。
瓢箪から駒!ならぬ、マスクでありますね!
気になる方は一度お試しを~(^.^)

  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 18:45Comments(0)制作日記

2021年06月10日

何かと必要な液剤たち・・・

何かと必要な液剤たち・・・


 作業机にズラッと並べた小容器たち。。。

当工房に限らないと思いますが、
制作(製作)では様々な液剤が必要になります!
灯油、シンナー、テレピン油、樟脳湯、無水エタノールといった溶剤から、
食用油、水、そして醤油まで。。。

その結果、写真のように
容器の数も自ずと増えて行くのであります(^^;

樹脂や塗料、砂、土、小麦粉、貝の粉などもありますので、
写真に撮った以外にも、実は相当な数の大小容器に囲まれております。

美術工芸品に関わる制作って、、、
本当にアレコレ必要になるものですね~(^_^;)

  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 18:23Comments(0)制作日記

2021年06月09日

ムシムシの季節到来・・・

ムシムシの季節到来・・・

糸島の工房は、本格的な暑さになってきました。
そのような状況になるにつれ、
「彼ら」も動きを活発化させているのを発見!(^^;


 工房脇では可愛い草花が咲き、小さな羽虫たちも喜んでいます。


 いそいそと動き回るコガネムシくん(^.^)


 工房主=切り株くん(手前の木)や草たちもモリモリ。


 しかし!切り株くん、だいぶ「彼ら」に食べられて来ましたね~(^_^;)


 下には、、、そういうことですね~(^_^;)


 そして、またまた番外編。工房守護の「彼」です。
 隠れても無駄ですよ~、ちょっと違う所へ行ってて下さい(^.^)

  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:22Comments(0)制作日記

2021年06月08日

貝殻整理 次の段階へ・・・

貝殻整理 次の段階へ・・・

今日は工房に行きまして、
この前分別した貝殻整理の続きを。。。

今回からは、いよいよ「取捨選択」→「ケース収納」という段階へ!!
大袈裟ですが☆(^^;

取捨選択というのは、、、
つまり使いづらい貝殻を処分する!ということでありまして、
勿体ない精神の強~い私にとっては
「苦渋の決断」に迫られるわけであります(・_・;)


 メガイアワビ(下)、黒アワビ(左上)、マダカアワビ(右上)。
 日本産アワビ貝は、大きくはこの3種ですが、、、
 この前までに、全ての貝殻を3つに分別しておりました。


 メガイアワビが一番多くて、、、
 13cm級だけでもこの量、いや!この倍以上あるのです(^^;
 従って、波打っている形状や薄いもの、虫食いの酷いものは、
 いくら真珠層がきれいなものであっても、
 やはり使えないものとして処分して行かねばならない時期に来ました。
 このままだと、本当に工房内が貝塚になってしまう!(;'∀')


 決断の前に、改めて素晴らしい形状の貝殻たちを眺めて
 集中力を高めます(^^;


 ということで決断の結果がコレ!
 今回だけでおよそ200枚余りでしょうか。。。
 処分対象になりやすいマダカやクロちゃんに加え、メガイさんも随分と、、、
 すまん!粉々になっておくれ~(涙)

彼らは、まずは金づちで割られてから、
工房周辺脇道の窪地に埋められて行く運命であります。
どうか穏やかに、土に返ってちょうだい~(◞‸◟)


 そして、選ばれし者たちは、、、
 このように収納ケースに収められるのでした。。。
 活躍の場へ出でるまでは、しばしこの中でお眠り下さい(-_-)

  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:19Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工

2021年06月04日

筋トレは裏切らない・・・

筋トレは裏切らない・・・

ここ一ヶ月程、負荷をかけた筋トレに力を入れております。


 40年前に購入した鉄アレー3.5kgと、、、
 1年程前に購入したヨガマット(体操用マット)。

鉄アレーを使った筋トレは、ほぼ毎日継続中。
これを始めた大きな理由は・・・以下の①②です。

 ①筋力の維持と、更なる向上。

 ②病気や炎症の抑制。


①②に共通しているのは「加齢による衰え」。
どうしても50歳を過ぎてくると、何らかの支障が出て来ます。
そこで出てきたのが、体力の維持に必要な「筋肉」というキーワード。

機械研磨や手研ぎ作業などでは特に腕力が必要になりますが、
最近は継続力が維持出来ず、疲れや痛みが出て困っていましたので、
鉄アレーを使った筋トレは、①の目的達成に効果的ではないかと考えました。
(加えて腹筋も鍛え出しました・・・汗)


更に、病気にかかる危機感も現在高まっており…汗 (以下)

当工房で行っている蒔絵、螺鈿細工などのデスクワークでは、
机にかじりついて何時間も座っていますので、
足がむくみ、血流やリンパが滞ってきます。

全身が気持ち悪い感覚に襲われることが多くなり、
このまま行くと体を壊すのではないか?という不安が。。。
現に、ちょっとした炎症や腫れ物が出来ても治癒に時間がかかり、
焦りがだいぶ増して来ていました(^^;

そこでここ数年は、作業の合間に立ち上がるよう工夫したり、
週に何度かのジョギングやラジオ体操を日課にして、
デスクワークによる悪影響の改善、つまり②の増進に努めて来ました。
心肺、血管など循環器機能の向上、そして高血圧のリスク軽減にも
それなりの効果があったと思います。

しかし!約1ヶ月程前に、あるテレビ番組で知った事実が
①のみならず②を目的として私を筋トレに走らせることになったのです。

そ・れ・は、、、「筋肉」が炎症を抑える物質を生み出すという研究結果です。
物質の名称は忘れましたが、筋トレによって筋肉量を増やすと
この物質量が比例して増え、体内の炎症が抑えられるのだそうです。
筋肉は凄い!そう思いました。


ということで、ジョギングなどに加え筋トレも行っておりますが、
おかげさまでその効果は今のところ抜群です!

暫く前に出来た腫れ物が引いて行ったり、作業時の体のキレが良くなったりして、
筋肉増量とともに、少し若返った気がしますね。
ジョギングで足りないものを筋トレで補えている気もします。

出来るだけ長くこの仕事を続けていくためにも、
常に身体のケア、体力向上に努めて行こうと思います。
「筋トレ」「ジョギング」は、もう仕事の一環であります(^.^)



 貝殻さんたち、、、これからも力強くいっぱい磨いて行きますよ~!
 「筋トレは決して裏切らない。」ですね!(^^)/





  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 16:11Comments(0)制作日記

2021年06月02日

蒔絵筆の竹筒・・・

蒔絵筆の竹筒・・・

蒔絵筆の竹筒、、、
先日、SNSで繋がりのある達人塗師の方が上げてらっしゃいましたが、
確かに割れやすいもので、時々「あちゃ~(汗)」となる時があります(^^;


 だいぶ前に割れて修理した、うちの蒔絵筆の竹筒(真ん中)です。
 確か真っ二つに割れた筒を、脱脂後に一旦エポキシ樹脂で接着して、
 それから口の方を細い糸で巻いてから更に樹脂で固めました。
 少しだけ緩くはなりますが、今でも使えております(^^;

だいぶ高価なもので、大切に使ってはおりますが、
ここが割れると本当に残念な気持ちになります。

そういう時は、私の「修理魂」が燃えるわけですね~
何とかして使ってやる!と。(^^)  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 16:48Comments(2)制作日記漆塗り

2021年05月31日

螺鈿細工の整理・・・

螺鈿細工の整理・・・

螺鈿細工の予備がだいぶ溜まった来ましたので、
今後の制作に活かすためにも、ちょっと整理してみました。


 こうやって眺めてみると、、、
 ほんといろんな螺鈿細工を作って来ましたね~。

ご依頼や自分の創作では、必ずと言って良いほど
予備分の螺鈿を用意します。

それは、やはり失敗を考慮して・・・の対応なんですが、
工芸品、美術品制作においては、
螺鈿に限らず、パーツの予備は作っておくことが多いと思います。

一から作り直すのが大変だからこそ、
特に量を作らねばならない部品や細工は多めに作っておく・・・
ということですね。

但し、大きかったり、細かすぎたりして
余りにも作るのが大変なものについては1点のみ制作し、
その代わり、失敗をしないような手順や配慮を持って本番に臨みます。
もし、それでも失敗した時は、、、、汗をかくだけですね(^^;

  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 11:27Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工

2021年05月27日

梱包テク「結び」入れ・・・

梱包テク「結び」入れ・・・

今日はだいぶ重たい品物を発送しますので、、、
私の梱包テク「結び」を入れました。

いつぞや業者様から送られてきた紐がけを参考にして、自分なりの裏テクに。。。
箱が重みで崩れないよう、PPバンドの代わりにビニールひもでくくる技であります。



 ①まずはビニールひもを箱に回して角で結び目を作る、、、


 ②角の結び目を思いっ切り引っ張る!!(両手で)
 *これでギュッと締まって仮止めされます~


 ③も一回結び目を作って、、、


 ④また引っ張って「結び」完了!
 ⑤最後に余分なひもをカット~です。



 ヤマトさん、またお願いします(^.^)
 たぶん、もっと良い結び方、締め方があると思いますが!
 とりあえずはこれでやっています~。

 それにしましても、、、こうやって撮ると
 箱のリサイクル感がハンパないですね(^^;





  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:22Comments(0)制作日記

2021年05月26日

貝殻洗浄作業・・・

貝殻洗浄作業・・・

昨日は工房へ行き、貝殻洗浄作業などを。。。


 洗いたてのアワビ貝殻たち。


水洗する前は、表面に付着したフジツボなどを金ベラで落とし、
まずはピックアップ=選別作業から始めます。
その手順は以下の通り~です^^

①種類ごとに分別
 アワビ貝には「メガイアワビ」「黒アワビ」「マダカアワビ」の三種があり、
 まずは各種類に分別します。

②質の良くないものを除去
 巣穴が多かったり、変質したものを除きます。

③サイズ別に振り分け
 *重量別に選別する場合もあります。

④良品選別(特注の場合)
 更に、ご注文・ご要望に合わせて、
 凹凸やシワがない曲面がなだらかなもの、厚みのあるものを選びます。
 
以上①~④の作業を経て、
水洗作業を行う・・・というわけですね。 


 長径15cm台のメガイアワビを選別している様子。
 メガイアワビは、他種に比べて平坦で厚みもあるので、
 螺鈿細工や各種加工に適し、引き合いも多い種です。


以上のような水洗された「原貝」は、
加工を自らされるお客様向けにご購入頂いておりますが、
表面の粗研磨まで施した「アワビ厚貝材料」も販売しています。

貝殻外側の表面に積層した茶色い層を研磨するのは大変で、
研磨粉も凄いので、どこでもできるというわけではありません。
お客様によっては、「厚貝材料」をご所望される場合があります。


さて、長々と貝殻作業のお話をしましたが、
昨日の工房の様子は?と言いますと、、、


 黄砂と風が凄く、空の様子がいつもと違う(^^;
 まるで映画「ハムナプトラ」の砂嵐のような様相で、
 ちょっと異様な感じでありました!


  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 13:30Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工

2021年05月24日

栗形の美しさ・・・

栗形の美しさ・・・



 日本刀の鞘に取り付ける「栗形(くりがた)」。
 漆塗りを施して、艶やかな感じに仕上げます。


 こちらは、「鵐目(シトドメ)」という金具。
 栗形の紐通しの穴に嵌め込む金具です。

栗形は、鯉口(こいくち)や鐺(こじり)と同様に鞘にとって重要なパーツで、
下緒(さげお)という組紐を鞘に巻くための留め具です。

いずれのパーツも、水牛の角や金属で出来ていますが、この栗形は水牛の角製。
鞘にあらかじめ彫られている穴に対し、嵌め込むよう接着して取り付けます。
但し、栗形は鞘に対して出っ張ったパーツなので、
ベースの鞘を塗っている時は、ちょっとお邪魔様なもの。
鯉口や鐺はかなり早い段階でくっつけてしまうのですが、、、
栗形をいつ鞘に取り付けるかは、いつも思案のしどころです。

鞘の中塗りが終わって、仕上げの上塗り前に接着することが多いですが、
場合によっては、下地が完了した後や
塗りをほぼ仕上げてから取り付ける場合もあります。

要は、鞘塗りの種類によって取り付けるタイミングを見計らうのが肝心。
全体の工程を考え、作業がしやすい時を選ぶことになるわけですね。


それにしても、栗形はいつ見ても美しい。
文字通り、クリクリっとした丸みのある可愛らしさも(^.^)
今回も、ちゃんと仕上げますからね~♪

  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 10:55Comments(0)制作日記漆塗り鞘塗り

2021年05月22日

ヤシ貝のフォルム・・・

ヤシ貝のフォルム・・・

先日行った工房で、ヤシ貝をじぃ~~~っと眺めておりました。


 クリエイティブな変化のある姿と大きさ、、、
 日本本土にはおらんね~。
 なんでこんなフォルムになったとね、、、?
 と、思わず頭の中でそんなブツブツ言葉が。。。

しかし、数週間前にインターネットで調べて見つけた
ヤシ貝の生きている写真を思い返し、、、合点。

食用として流通している生身のその姿は、
殻の入り口の大きさに比例して
驚くほど大きく、立派なものなのであります。

このヤシ貝は「イナヅマツノヤシ」
という和名が付けられているそうですが、
ヤシ貝というのは、そもそもヤシの実に似ているからでしょう。
磨き甲斐のある貝殻であります。

想像を超えた生物というのは、まだまだ知らないだけで
たくさんおるとですね(^^;

  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:38Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工

2021年05月20日

貝殻の表情・・・

貝殻の表情・・・

先日、貝殻の選別をしておりましたが、、、
あらためて、その姿・表情には、様々なものがあるな~っと思いました^^


 一つとして同じものはなく、本当に多様であります^^
 フジツボの付き方と言い、積層の具合と言い・・・

我々人間もそうですが、自然物・生命の多様性というは
大変興味深く、且つ味わいがあり、神秘性があるものだと、
今更ながら認識した次第です。

同じ種であっても、環境の違いで生育具合がかなり異なってくるわけで、
当たり前のことではあるのですが、、、
「ここまで変わるの!?」という驚きもあります。

一生の中でも、進化の過程の中でも、
少しずつ、もしくは大きく変わることがあるのでしょう。

貝殻一つをとっても、そのことが如実に表れています。
見れば見るほど、面白いものですね~(^^)  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 15:48Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工

2021年05月14日

工房での過ごし方・・・

工房での過ごし方・・・

今月は、また何度か糸島の工房へ行くことになりそうですが、、、
作業以外で、工房で行うことが幾つかあります^^


 ひとつ、自然観察&写メ^^


 ふたつ、車の清掃^^

そして、SNSでの記事アップ・・・というパターンですね(^^)/

普段は、自宅でのデスクワークが多いですから、
自然が豊かで開放的な工房では、
こういう過ごし方というのも、精神衛生上とても良いのです!

もう少し時間的に余裕が出来たら、野良仕事もぜひ♪(^.^)


全国的に新型コロナの状況が厳しさを増しておりますが、、、
精神的にも身体的にも、健康状態を維持できるよう努めて参りましょう!
  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:57Comments(0)制作日記

2021年05月11日

貝磨き作業開始・・・

貝磨き作業開始・・・

昨日は工房で貝磨きなど。
お天気も良く、だいぶ作業がはかどりました。


 磨きご依頼のあった白蝶貝2枚を、、、
 まずサンダーで研磨。最初の工程です。
 何せ100年以上前の貝殻です!
 最初は部分的にお試しをしてから、大丈夫と見るやGo!でした^^


 ビフォ~


 アフタ~


 そんでもって内側のビフォ~、、、


 アフタ~
 まずは#120のペーパーディスクで水研ぎです。
 このつづきは、また工房へ行った時に。。。


 相当たまっていた未整理のアワビ貝殻たちを、、、
 ひたすらフジツボ落として分別です。。。
 何とか大枠整理までこぎつけました(^^;


 16cm級~の超特大シリーズは、、、
 水洗まで済ませました(^^)/


 わが工房へようこそ!(^.^)  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:00Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工

2021年05月02日

連休中もコツコツ作業・・・

連休中もコツコツ作業・・・

連休に入ってからもコツコツと作業を進めております。。。
仕事合間の植物観察も(^.^)


 連休明けの本番作業に向けて、、、
 ともかく、地道にコツコツですね~(^^;


 厚貝加工も何件か、、、
 なかなか時間がかかります。


 側面に対し、ヤスリは立てて当てるのが基本で、、、
 輪郭整ったら、そこからアレコレとヤスリの向きを変えながら進める感じです。 


 チョイと一息。。。
 またまたジョグ中に、今度は階段坂で
 この前とおんなじ赤ちゃん見つけました(^.^)


 うわっつ、、、大群です(^^;


 番外編。。。
 ピタッと貼り付いて? 巣ごもりですか(^^;


室内作業でカチーーーン‼となって、身体が固まってきたら、
やっぱり外の空気を吸ってくるのが一番です^^
  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 12:06Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工漆塗り鞘塗り

2021年04月28日

弁当箱修理 その3・・・

弁当箱修理 その3・・・

漆塗り弁当箱修理のつづきです。
補修箇所に今度は錆(漆粘土)を塗りました。


 ヘラ付けが難しいので、、、
 綿棒でペタペタと錆を塗ります。。。


 周辺にはみ出た錆を、、、
 これまた綿棒で拭き取り。
 無水エタノールで更に綺麗に拭き取ります。


 作業完了です。粘土を塗った感がありますね(^.^)
 錆というのは、水で練った砥の粉に漆を加えたものですから・・・。


これまでの工程をまとめますと、、、

 木地削り→刻苧(こ くそ)漆で埋める→研磨
 →固め(生漆を浸透させる)→研磨→錆
 (この後に・・・→研ぎ→固め→研ぎ を更に行います)
 ※乾燥工程は省いています。

以上が下地作業となり、これだけで6工程+3工程=9工程。
漆塗りは、各種塗装の中でも工程数が多いことで知られていますが、
下地~中塗り~上塗りと、、、全部合わせると相当な数の工程が!
でも、それだけの手間と時間をかけることで、
数十年保つことが可能な耐久性のある塗り物が出来るわけですね。

漆塗りの修理もまた然り。
手間をかけることで、また長くご愛用頂けることとなるでしょう^^  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 16:18Comments(0)制作日記漆塗り

2021年04月26日

珍しい貝殻届く・・・

珍しい貝殻届く・・・

遠方より磨き貝のお問い合わせがありまして、
ご依頼主より白蝶貝2枚と珍しい貝殻が届きました。


 お問い合わせの際に送って頂いた写真を拝見したところ、
 見たことが無いですね~という感じ。

ご依頼主のお話では、お爺様が100年以上前に
東南アジアから持ち帰って来た食用貝で、
東京駅前KITTE内の東京大学総合研究博物館「インターメディアテク」を見学された際、
きれいに磨かれた同種の貝殻をたまたまご覧になられ、
お手持ちの貝殻も磨いて綺麗にされたいと思われたそうです。
しかし、貝殻の種類がハッキリしないとのことでした。


 外側はこのような模様のある外観。


 凄い角が生えています!

お問い合わせがあってから、色々とネットで調べたところ、運良く貝種が判明。
「イナズマツノヤシ」という貝であることが分かりました。
長さが275mmで、この種の中では最大級クラスのようです。

他ご依頼物がありますので、
手を付けるのはもう少し先になりそうですが、
付着物を取り除いて、しっかり磨いて行きましょう。

  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:16Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工