2009年02月17日

世界の行方

世界の行方

今日(アメリカ時間17日昼間)アメリカ自動車大手ビッグ3の一角、GMとクライスラーがアメリカ政府に対して会社再建計画を提示するらしい。政府や世間が、この再建計画をどのように評価するか。その行く末によって、今後の世界の動きがゴロっと変わるかもしれない。ひょっとすると、これから先数年の大きな節目になるかもしれない。

私はここ数年、経済に興味があって、いろいろとインターネットで見てきた。3年ほど前は、日本の景気が少しは良くなってきたと感じていたが、まさかこんな状況になるとは思わなかった。一昨年末に、アメリカ経済の歯車が狂い始めて、とうとう今では大企業までが倒産の危機にさらされている。時代や物事や動く時には必ず原因があるものだが、今回のケースは、人間の欲望が果てしなく大きくなった挙句、ついに破綻してしまった感じである。起きてしまったことは取り返しがつかない。でも、それを処理するために膨大な労力、時間、お金がかかってしまう状況が私達の目の前にある。これは、とても辛いことだ。

簡単なことではないが、上手く乗り切れるか否かは我々の意識と行動にかかっている。一人一人が何が出来るか考え、責任と希望と正義感を持ち、行動に移すこと。世の中がちょっとでも明るくなるよう祈るばかりである。刹那的になって、ヤケになって、攻撃的になって、閉鎖的になって、、、みんながそんな感情や行動パターンに陥ってしまったら、もしくは支配されたら、戦争さえ起こりかねない。過去の歴史を見れば明らかだ。少しずつでも良いからプラスの方向に持っていく気持ちは大切にしないと。私も、まずは足元から、、、ものづくりに精進、精進。  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:43Comments(0)経済つれづれ

2009年02月17日

頂き物づくし

頂き物づくし

一昨日(日曜)は、私の工房がある九州民芸村に行って作業。螺鈿細工作業の段取りを大体終えた。それにしても段取りだけしにわざわざ福岡から北九州まで片道70キロを往復するのは、何かもったいない気がする。ちょっとした加工作業や段取りは自宅でも出来るわけだから、民芸村ではもうちょっと実質的で効率の良い仕事が出来ないものかと反省することが多い。

しかし、この日は頂き物があった。今が旬?と思われる立派な大根と、朝鮮漬け(キムチ)を、民芸村に仕事に来ているどなたかがどっさりと持って来ていて、みんなに配ってくれたのだ。大根は自宅で作っているものだという(しっかり土付き)。民芸村では時々こういう思いもよらない頂き物がある。意外な物を頂くことが多いので、「えっ?」と少しびっくりするが結構嬉しい。

福岡市内自宅までの帰り道はいつもの経路で。民芸村は、所在地が八幡東区(八幡東区というと都会のイメージ)だが相当山奥にある。したがって、まず山を下って国道200号線バイパスに出なければならない。そして、直方、飯塚と八木山峠を通って粕屋方面に抜ける。
実は、私の祖父と叔父・叔母(弟・姉)が住む住居が粕屋にあって、ちょうどそれが帰宅経路付近に位置していることから、時折寄って帰る。祖父宅に伺うと決まって何かおいしいもの(食事)が出てくる。叔母が料理上手で、この日は、風呂吹き大根、水餃子に肉まん、牛肉のたたき、しめ鯖・・・と、次から次へと出るわ出るわ。もうお腹がはちきれんばかりに食べさせてもらった。風呂吹き大根にのせていた甘味噌は、自家製とのこと。すごく美味しい!と言うと、「じぁ、持って帰る?」という話に・・・。肉まんも自家製、野菜も自家製、ということでこちらもお持ち帰りに。本当に今日は頂き物が多い日と思った次第。

あんまり風呂吹き大根が美味しかったので、自分でも作ってみた。民芸村から頂いた大根をダシ汁で煮て、叔母から頂いた味噌で甘味噌をつくり、昨晩夕食中の一品としたところ、妻と娘にすごく喜ばれたのであった。素材が良いとこうも違うものか・・・ちゃんちゃん。

  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 00:00Comments(0)制作日記