2009年03月31日

年度末そして新年度開始へ

年度末そして新年度開始へ

今日は3月31日。年度の区切りの日である。

一昨日、昨日と、外部にも出ていたし、かなりバタバタしていたのでブログ更新が出来なかったが、これから新年度初頭にかけて何日かは同じようなにことになるかもしれない。

毎年、年度末、次年度の開始時期というのは、イベント事も多いのだが、年度の後始末と準備する事案が交錯して目まぐるしい。決算期でもあるし、まずは書類や資料の整理から始まる。そうすると仕事一つ一つの反省や改善点をついついチェック。さらに、新しい企画やアイディアを打ち出して構築しようと準備が始まる。気持ちを新たにしようとする年末年始とは、また違った区切りとなっている。

今年に入って、仕事上の新たな展開が見えてきた。さあ、新年度はどういうことになるであろうか。


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 18:22Comments(0)制作日記

2009年03月28日

福岡の地震観測

福岡の地震観測

御存知の方もいらっしゃるかもしれないが、福岡県西方沖地震が4年前に発生したとき、九州大学は震源地周辺地域の地震観測を強化し、地震活動マップ(自動更新) を下記サイトで公開している。これは、毎日午前4時に更新されるという優れもので、地震を恐れる私としては、毎日欠かさず見ているページである。

九州大学 地震火山観測研究センター 地震活動マップ(自動更新) icon197
http://www.sevo.kyushu-u.ac.jp/2005-GENKAI/#Seismicity

最近はだいぶ地震活動が和らいできたが、本震からかなり時間が経った今でも余震が続いている状況であるのが驚きだ。

4年前(2005年)の3月20日(春分の日)、当日私は父とともに新天町のギャラリーで開いた初の個展の最終日だった。朝一からいらっしゃるお客さんが多くて、「今日はまた、さらに来客が多くなるのでは?」と期待に胸膨らませていたのを覚えている。そんな特別の日に、何も4千年~1万年に一回の地震が起こらなくてもよかろうに。父のステンドグラスのいくつかは木っ端微塵。私の作った一番大きな作品:屏風もひっくり返り、散々な状況に。新天町内のギャラリー2階、3階だったが、古い建物なので、相当揺れた。あの揺れ方は今でも忘れない。それでも、思った以上に私の作品に傷がつかなかったのは幸いだった。

もうあれから4年の歳月が経つが、私はまだ油断は出来ないと考えている。研究者の間でも見解が出ているが、地上側の警固断層はまだ動いておらず、今後数十年以内に活動する可能性は十分あり得るという。上記のマップをご覧になればお分かりとは思うが、見事なまでに地上側が動いていない。断層の海側は水があるので、ある意味地層や岩盤が「ゆるい状態」だろう。そっち側だけ断層が動いて、ストップしているということなのか?力学的な視点から、シーソーに例えるなら、片方が動いて、もう片方が動かないわけがない。インドネシアでも、つい数年前に同じような事が本震から3年以内に起こっている。

福岡市民も、地震対策、危機対策は、常日頃からやっておくべきだろう。


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:39Comments(0)社会つれづれ

2009年03月28日

漆工房 制作風景

漆工房

漆工房(九州民芸村)
 漆工房全景       師匠のデスク      乾漆器製作


昨日撮影した漆工房の写真。時には撮影しようということで、バシャバシャ撮りまくり。

最近、私は他の作業をしていることもあり、漆作品製作から遠ざかっているが、もうそろそろやりたい。漆をやると鼻炎に苦しむ私の鼻の調子が良くなるし・・・。

乾漆器を作っているのは民芸村職員の中村さん。部屋中に漆のにおいがバンバンする。漆の成分(ウルシオール)は空気中に揮発し、発酵性の独特のにおいがする。言葉で形容するのが難しいが、なんか牛舎に入ったときのような匂いだ(ウンコ臭いのとは違う)。この匂いをかいだお陰で、今日はやっぱり鼻の調子が良くなった(こんなの私だけだと思うが)。

漆専門の工房なんて、結構珍しいと思う。また後日紹介するが、「漆の乾燥室」も完備している、まさに理想的な建物なのだ。現在、私の師匠のもとに毎週通ってくる生徒さんが、民芸村の職員2名を含め5人いらっしゃる。こんな良い環境で学べるなんて、幸せなことやね。


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 17:11Comments(0)制作日記

2009年03月28日

花冷えぇ~

花冷えぇ~

今日は九州民芸村で作業。

1週間程前までは暖かかっただけに、ここ数日の寒さはこたえる。やっぱり山奥にある九州民芸村は寒い。下界より4~5℃は気温が低いのではないか。

この民芸村でも桜は咲いているが、寒さと風のせいで散ってしまった桜もあり、なんか変な感じだ。掲載している二つの写真は今日撮ったものであるが、なんと落差の大きいことかっ!
晴れているのに相当冷たい風も吹き荒れ、花冷えぇ~、冷えぇ~の一日であった。

九州民芸村の桜


工房と桜


  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 00:26Comments(0)制作日記

2009年03月26日

経済危機打破の動き

経済危機打破の動き

仕事でバタバタ、WBCにかまけている間に、どうやらアメリカでは経済危機打破の動きが本格化してきたようだ。そのひとつが不良資産の買い取りだが、政府が不良債権化した住宅ローンをどのくらいの価格で買い取るかが焦点となっているとのこと。

バーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長が量的緩和策を現在実施中、という記事は見かけていたが、とうとう最後の切り札の一つを切ってきた。確か先週は「国債の買い取り」を発表。それも相当の規模ということらしいが、銀行等は自分が持つ国債を売ってドルを獲得し一息つける。そして、今回立て続けに「不良資産の買い取り」を本格化させるという速い動き。FRBと米財務省が、ここは一気に金融安定化を図ろうということか。市場は好反応し、株価は上がってきた。昨日オバマが経済危機を克服する施策が効果を上げて来たと演説している。市場の安心感醸成に向けたデモンストレーションと思われる。

3月ももう終わりに差しかかってきたが、今月の動き次第で今後数年の流れが決まってくるような予感があった。まだどうなるかは予断を許さないが、アメリカ政府、中央銀行はよくやっていると思う(為替相場等で相当危ない橋を渡っている感じではあるが・・・)。我々の生活にも大きく影響が出るため、アメリカの動きは今後も注目していかんとね。

昨日は九州民芸村で作業。今日は自宅で作業。
昨日は本当に寒く、体力を使う作業もしたので、今日は暖かい自宅でじっくり仕事をするつもり。


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 09:00Comments(0)経済つれづれ

2009年03月24日

WBC 祝!日本2連覇達成!

WBC 祝!日本2連覇達成!

やった・・・ついにやってしまった。日本がWBC2連覇の快挙である!我々日本人がこんなに美味しい思いをしていいのだろうか・・・とさえ思ってしまう結果だ。

野球観戦好きの私にとっても、最高の瞬間がやってきた。日韓ともにすごい試合をやってしまったもんだ!WBCの決勝では、こんな面白い試合展開を待っていた!本当に野球の醍醐味を魅せてくれた両チームに感謝したい。

本日私は午後に仕事があったため、7回以降はテレビで録画して、夕方帰宅してから録画を確認して結果を知った。
やっぱり岩隈は粘り強く冷静な投球をしたし、韓国も同点に追いつくし、そして最後にはイチローと韓国投手のガチンコ対決があった上にイチローに決勝打が飛び出すし・・・本当にハラハラドキドキの最高の試合だった。特に最後の回で、イチローと真正面から戦った韓国投手は賞賛に値すると思う。ここでぶつかり合わなきゃ、男じゃないよ。

決勝戦というのは、やはり「頂点」という栄光を手に入れるために、互いのチームが相当気合いを入れるものだ。昨日も書いたが、意地の突っ張り合いが見所である。それを絵に描いたような試合が今日展開された。やっぱり勝利の女神も、最後までどっちに微笑むか分からなかった。世界一を決めるのに相応しい一戦であったと思う。アジアンベースボール万歳!!我々一般市民も「気合い」を入れて頑張らなきゃね。

今回のWBCも本当に楽しかった。それではまた4年後を楽しみに待つこととしよう。

☆今晩はチケットがあったので、ソフトバンク対阪神のオープン戦を観戦。こちらはソフトバンクが4-1で勝利!今日はWBCでも日本勝利やったし、観客の皆さん、みんなホクホク顔であった。


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:18Comments(0)スポーツつれづれ

2009年03月23日

WBC いよいよ最終決戦へ!

WBC いよいよ最終決戦へ!

さあ、とうとうこの時が来た。日本がなんと9-4で強敵アメリカを下し、いよいよ韓国との最終決戦へ。

WBCは、まさに理想的な展開である。日本と韓国、アジア同士の決勝戦!!頂上対決!!
先日のブログでも日本、韓国の技巧的野球について書いたが、アジアンベースボールのレベルの高さが、これまでの試合で証明された形になった。特に投手力は日韓ともに素晴らしいものがあるのではないか。

しかし、やはり私は日本人。ここまで来たら、なんとしてでも2連覇の偉業を達成して欲しい。今までの日韓戦は、2勝2敗、五分の戦積だが、どちらとも中盤までに「流れ」をつかんだ方が勝っている。ただ、今回は決勝戦。「流れ」があっちに行ったりこっちに来たりと、決勝戦という特別の場ではコロコロ動くことがよくあるのだ。最後まで勝利の女神がどちらに微笑むかは分からない。

もう韓国が強いことはよく分かった。しかし、ここは意地の突っ張り合い。双方の実力を十二分に出して、すごい試合になるよう願っている。そして・・・がんばれニッポン!


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 21:03Comments(0)スポーツつれづれ

2009年03月23日

カエルのピョン吉

カエルのピョン吉

本日九州民芸村で作業。

品物の清掃作業で一日が終わってしまった。隅からスミまで拭き上げる作業。この品物はすごく複雑な構造なので時間がかかる。う~ん、こればっかし延々と続けるのも結構つらいが、きれいになると嬉しいもの。しかし、まだ補修作業が残っている。金箔や消し粉の補修などはやっかいだ。補修というのは、それなりに時間もかかるし、なかなか上手くいかないもので、満足な仕上がりになったものは少ない。ま、次週やるっきゃないか・・・。

帰りがけに、ガラス工房に顔を出すと、ガラスのY氏とステンドグラスのMさんがいたので、「ちょっと何か話してから帰ろ」と思い、そのまま三人で雑談。先日はヒヨドリ:ヒヨりんの惨劇があったばかりだが、今回はそこから話がつながり、動物ネタへ。

ガラス工房付近の階段を登ったところに筧(かけい)と手水鉢(ちょうずばち)があるが、今年もそこにカエルが卵を産みつけたらしい。最近仲の良いカエルのつがいがいるらしく、どうやら彼らの卵だと思われる。今年は春の訪れが早いので、カエルたちの気も早いのかもしれない。なんとY氏とMさんは、この二匹を「ピョン吉」と「ピョン子」と名付けているとのこと。Y氏が撮った彼らの写真を見せてもらったが、結構いかつい感じで、頬や鼻先が少し尖っている。おまけにピョン吉がしっかりピョン子の上に重なっているので、まるで八本足の新種カエル状態。たまたま工房に動物図鑑があったので、調べてみると彼らはヒキガエルによく似ている。ピョン吉は左足先が無く、昨日も一昨日もピョン子の上にしがみつきっぱなしとのこと。奥さんに世話になっている感じやね、これは。

それにしても、手水鉢には水がわずかしかない。図鑑によると、ヒキガエルは一度に7000個程の卵を産むそうだが(ホントか!)、そんなところで卵がかえったら、オタマジャクシたち、みんな酸欠になるのでは・・・。心配である。


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 00:35Comments(0)制作日記

2009年03月21日

福岡城の桜

福岡城の桜

今日は午後から市街地:天神に用事があり、最近運動不足だったので、自宅から歩いて天神に出ることに。カメラも持参していたので、街の風景を撮ってみた。

桜のシーズンに突入したので、途中、福岡城に立ち寄り、桜の咲き具合をチェック。まだ四~五分咲きといったところだが、結構きれいだ。やはり今年は開花が早い。今晩と明朝の嵐で、あまり散らなければよいが・・・。

毎年この季節は、一度は散歩がてら福岡城に行き花見をするのだが、必ずと言っていいほど晴天ポカポカ陽気の日を選ぶようにしている。そうでないと、「春が来た」良い気分にならないからだ。という意味では、今日は絶好の花見日和であった。寒がりの私としては、寒い寒い冬を越した後の「花見」を結構楽しみにしている。特別に酒を飲むような「お花見」でなくとも良い。

さあ、いよいよ新年度の始まりである。

(写真 右:福岡城の桜 左:中洲付近の風景)


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:30Comments(5)よもやま話

2009年03月21日

春うらら

春うらら

本日、九州民芸村で作業。

朝9時過ぎに到着して、いつもの通り村内を掃き掃除していると、なんと、鳥さんが食べられた痕跡が・・・。イキイキとしてきた苔の上に、無数の羽毛。最近、村内に出没して、のんびりてくてく歩いているネコちゃんの仕業か?ガラス工房のY氏、ステンドグラスのMさんいわく、「以前から茂みを住処としているヒヨドリのヒヨりんが食べられたぁ~」と嘆いておられた。確かにヒヨりんは丸々と太っていた。犯人?は美味しそうに見えたのだろう。

なんとも残酷な現場を目の当たりにして、我ながらこう思った。「この陽気で、みんな活動的になってきたのだろう・・・」と。きれいな緑の苔の上に、ついさっきまで生きていた鳥のふっくらとした羽毛。今まで見たこともない光景が、自然の営みを鮮烈に描き出していた。

気を取り直して、私も精力的に、シルクスクリーン、吹き付け、清掃作業、梱包作業とこなした。傍らにポータブルテレビを置き、WBCの経過を横目で見ながら。
WBCの日韓戦。こちらも、両者いろいろと仕掛けて活動的な試合展開に。当地は結構寒いらしいが、選手の熱気は最高潮。日本快勝へ。桜は咲き始めて晴天、彼ら日本選手の活躍も手伝って、今日は昨日に比べて少し寒いが「春うらら」の気分となった。


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 00:38Comments(0)制作日記

2009年03月19日

WBC 柔よく剛を制す!

WBC 柔よく剛を制す!

日本、またまたキューバに5-0と完全勝利!

やりました岩隈!「打たせて獲る」自分の投球スタイルを貫き、腕力に勝るキューバ打線を見事討ち取ったり!という感じだ。
岩隈の低めにコントロールされた正確な制球力が、いかにキューバに対して有効であるかが証明された。これは日本人としての特性が活かされた結果だと思う。現在の卓球や、バドミントン、フィギアスケートという競技がそうであるように、体力や体格勝負ではなく、技巧を特に必要とする競技は東アジア人が強い。野球もまた然り、である。今大会を見てて、韓国の投手もコントロールが大変良いように思う。やはり、東アジア人の緻密さが良く出ているのではないか。

しかし、ホームランがここ数回の試合であまり出ていない。ん?出ていないのでは?緻密な試合運びも緊張感があって良いが、豪快なホームランが出る試合もそろそろ見てみたいものだ。

明日の日韓戦は、本当の意味でアジアの頂点を決める試合となるだろう(決勝でまた戦うことになれば別だが)。総力戦となるのは間違いない。日本チームは、今日の岩隈のように平常心で笑顔を絶やさず、自分の力を出し切るよう、思い切ってやって欲しい。

明日、私は残念ながら民芸村で作業があるので、小さなポータブルテレビを持って行って観戦するつもり。そう言えば・・・山奥の民芸村でTBSの電波届いてたっけ?


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 19:04Comments(0)スポーツつれづれ

2009年03月18日

WBC 予想が大ハズレ!

WBC 予想が大ハズレ!

昨日私が予想した日本の勝利が、しっかりハズレた!韓国に1-4で負けるとは。ある意味、心配していた事が当たってはいたが・・・。昨日、私は日本の勝利を確信するような大きいこと言っていたので、イチローの言葉を借りれば、「昔の彼女に(偶然)会ったような」気まずさだ。

ん~~、やっぱりダルビッシュは若かったか。ダルが2回までに切り抜けられれば・・・と昨日書いていたが、やはり大一番ということで、若さゆえに気持ちのコントロールができていなかったのではないか。明らかに余裕のない表情が、心の表れとして出ていたように思う。

短期決戦のWBCでは、総合力というより、投手の出来の良し悪しで決まるところが大きい。韓国はベテランの投手を先発で起用。ダルに対しては、いろんな策で引っ掻き回し、陥れるという巧妙さ(韓国もなかなかやるねぇ)。試合が終わる前から、「ひょっとして監督の力の差もあるのか?」と考えるまでに至る始末。ヒット数では日本が上回るも、前回のような効率の良い得点につながらず、やきもきヤキモキ・・・。初回に3得点して大きく流れをつかんだ韓国の勢いが、最後まで続いた試合展開。こりゃ、負けるわね。

解説者も言っていたが、日本は明日気持ちを切り替えてキューバ戦に臨んで欲しい。ま~日本は崖っぷちに立って顔が青くならないと、本気にならないところがあるからね。勝利を信じとります。


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 21:02Comments(2)スポーツつれづれ

2009年03月17日

WBC 明日が正念場

WBC 明日が正念場

さあ、やってきました大一番。明日は準決勝へ進むためには負けられない一戦。日本は再び韓国と戦うことに・・・。

前回のWBCの時も、日本と韓国は再三戦って、結局日本が美味しいところを取ってしまったわけだが、韓国の実力は本物だと思うので、今回どちらに勝負の女神が微笑んでもおかしくない。どのメディアでも日韓どっちが勝つか分析していることだろう。さあ、さあ、果たして結果はいかようになるのでしょうか・・・。私の個人的な分析は以下の通り。

先のキューバ戦、日本は実力を見事に発揮し、6-0で完全勝利した。あのキューバに6-0である。この勝利は日本チームにとって大きな自信となり、彼らは「手ごたえ」を感じているはずである(悲しいかな・・・イチローをのぞいて)。気持ちの持ち様で、スポーツの勝敗が決まることが多い。したがって、明日は「気持ちで韓国に負けない」日本の勝利・・・という気がする。

しかし、この分析はあまりにも乱暴なので、今回の日韓戦のポイントを考えてみよう。
キューバ戦では、松坂の出来があまりに良過ぎた。あんなに制球力が安定した松坂は見たことがない。つまり、投手の仕上がり具合が大きく戦況に影響した試合だったと言えるだろう。
明日はどうか?ダルビッシュが先発だと聞く。初回と2回の投げっぷりに注目したい。この2回を切り抜けることが出来れば、日本勝利の可能性はぐっと高くなるのではないか?あのぐらいの投手になると、回を追うごとに調子を上げていくパターンが多い。
加えて、前回のキューバ戦で、日本の打撃陣はリズムが出て来ている。効率的な得点パターンが確立されつつあるのだ(伏兵:川崎宗リンも控えているし)。あのキューバから6点も取って勢いもある。韓国投手陣にわずかでも隙が出たら、そこを突いて一挙に大量点!ということもあり得るし。イチローが打てば、さらにヒートアップすること間違いなし!

さあ、こんな都合の良い感じで試合が展開されるだろうか? 想像するのは・・・勝手である。


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:06Comments(2)スポーツつれづれ

2009年03月16日

花粉症にかかる人が急増

花粉症にかかる人が急増

最近、身近で花粉症にかかる人が急増している。私の工房がある九州民芸村では、かかっていない人の方が少なくなってきた。私は幸い花粉症にかかっていないが、どうやら年齢に関係なく、突然花粉症デビューするらしい。ちなみに、私の漆の師匠も数年前にデビュー。目がかゆくなる花粉症にかかる人が多くなっている気がするが、いったいどうして・・・。

テレビなんかではよく花粉症の話が出てくる。花粉症のよく言われる原因には、食生活の変化、清潔すぎる環境が挙げられる。最近の研究では、生まれて数年以内に動物に接しないことが原因としてあるとのこと。もうひとつ、花粉アレルゲンの許容範囲(限界点)があり、それを超えると花粉症を発症するというのもある。
民芸村の周りは、杉林だらけだ。花粉がいっぱい飛んでいるだろう。こんな中で過ごしていたら、そのうち限界点を超える人が続出し、みんな花粉症を発症するのではないか?私もいつ発症するのではないか?という不安が頭をよぎる。

花粉症ではないが、私は小さい頃からアレルギー性鼻炎に苦しめられてきた。原因はダニだ。ホコリっぽいところに行くと、すぐに症状が悪化し、くしゃみや鼻水が出てくる。しかし、40を過ぎた頃から突然直った。はじめは体質が変わったからだと思ったが、直った時期をよく確認してみると、漆塗りを始めた時期と符合する。そして、漆塗りの作業をしばらくしないと、だんだん鼻炎の症状が出てくることも分かった。そう言えば・・・私は漆にまけない(かぶれない)。手にベタベタつけても全くと言っていいほどかぶれないのだ。通常、人は漆にかぶれてひどい目に合うのに。これはいったい・・・どういうことか?

この事実をどう解釈していいか分からないので、ネットで調べてみたことがある。あるサイトに漆が漢方薬として使用されていることを発見。2000年程前の中国では、生まれて間もない子どもに乾漆粉(乾燥させた漆の粉)を飲ませて、かぶれにくくさせていたのだと!子どもの時期にアレルゲンになれさせて、アレルギー耐性をつけさせていたということかっ!中国人は自然の摂理や活用法をよく知っているのだなぁ~と感心。
しかし、これを現代人に同じようにやったら、人によっては大変なことになるだろう。確かに、アレルゲンをわざと人体に吸入させ、慣れさせるという治療法もあるが、相当慎重にやらないと危険だと聞く。私の場合は、まれな例だろう。

いずれにしても、アレルギーに関しては疑問符がつくことが多い。分からないことがいっぱいだ。しかし、人間は自然の一部なのだから、花粉症などは人間と自然の関わり方が変化してきていることの表れであるように思う。いつの日か、このアレルギーの原理が解明され、根本的な解決がなされることを願う。


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:24Comments(0)よもやま話

2009年03月15日

北九州市長と記念撮影

北九州市長と記念撮影


右が北橋市長 左が私


真多呂人形展示会風景

今日は、九州民芸村にて作業。八幡市街地の旧百三十銀行ギャラリーにて、民芸村でも工房と教室をされている木戸さんが展示会をされているとのことで、午前中、撮影を急遽依頼されたこともあって伺うことに。

展示会名は「上加茂流真多呂人形/木戸真宝華と教室展」。まずはしっかりと鑑賞。華やかな木目込み人形が大変美しい。午前11時頃、北九州市長もお見えになり、会場は更ににぎやかに。私はバンバン撮影しつつ、自分も一緒に記念撮影。名刺交換をして少しお話をしたが、九州民芸村には一度視察に来られたこともあり、村のことは良くご存知だった。

北橋市長は大変気さくな方という印象。私は知らなかったが、北九州市民(市民以外でもOKとのこと)の声をメールなどで受け付けておられるそうで、「ぜひご意見を下さい」とおっしゃってくれた。そうですか、それでは今度メールさせて頂きます!


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 15:49Comments(0)制作日記

2009年03月14日

いちごのショートケーキ

いちごのショートケーキ



今日はホワイトデー。うちの娘を連れて、自宅近くのケーキ&洋菓子店「フランス菓子16区」に行き、「好きなケーキを2個買って良し」ということでプレゼント。いちごのショートケーキとモンブランを娘は選んだ。

娘は堅実なタイプで、自分の中ではこの二つのケーキが味のはずれがないということらしい。確かに「16区」のいちごのショートケーキは美味しい。生クリームが程よく濃厚で大変まろやか。そのレベルの高さは特筆すべき、といったところ。残念ながら、写真を撮ろうとした時は、既に娘のお腹の中に。撮影は外箱のみとなってしまった。

妻の分はというと・・・既にプレゼント済みであることは言うまでもない。(お返ししないと・・・どういう目に合うことか)


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 16:25Comments(2)よもやま話

2009年03月13日

春の嵐

春の嵐

本日、百道(ももち)浜の辺りに行く用事があり、車で向ったのだが、相当風が強くて危なかった。停車中に車が横揺れし、運転中はハンドルを切られそうになるほど。こんなの久々である。まさに「春の嵐」という感じだったが、たぶん季節の変わり目で、冷たい空気と暖かい空気が急激にぶつかり合っているのだろう。車から歩道に目を移すと、木の葉の舞う姿が、いろいろな風の流れ(形状)を現していて面白かった。

ここ数年、私の作品では「宇宙」や「天象」をテーマとしたものが多く、抽象的かつシンプルに表現してきた。もう少しアクの強い作品に・・・という欲もあったが、これも性格の表れだろうか。
「宇宙」「天象」「天災」などは、幼少の頃から変わらず興味を持ってきたお題で、寒空を天体望遠鏡で観察したり、天気予報や地震、火山について調べたり・・・と、人間よりはるかに大きい力のなせる技に、恐れと敬意を抱いてきた。釣りが趣味なので、自ずとそっち方面に興味が出てきたということもある。ただ、最近は忙しくなる年齢(40代)ということもあり、バタバタしてあまりゆとりのない生活を送っている。また、街中に住んでいるので、密接に自然に接する機会が少ない。仕事上、パソコンに向う回数も多い。だからこそ、幼少のころから興味のある対象を表現しようと考えるようになっているのだろう。

しかし、週1~2回(時期によっては3~4回だが)、自分の工房のある、自然豊かな山奥に行くのは、心のオアシスとなっているようだ。まだ、自然を感じる力を保っていられる気がする。うちの子供なんかがちょっと心配だが、自然を感じる力を失ってしまうのは大事な何かを失うことのようで、相当悲しいことだろう。環境というのは実に恐ろしい。喧騒とした都会の中にも、様々な自然の移ろいがあるわけで、今日のように、ちょっとした変化に気づく自分でいられますように。

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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:29Comments(0)よもやま話

2009年03月13日

あの手この手

あの手この手

今日は、最近請け負っている仕事のひとつとして、真鍮(しんちゅう)磨きをしていた。

真鍮を扱うのは今回が初めてではない。以前東京で工芸品製作の仕事をしていた時(その頃は下っ端の作業マンだったが)、真鍮を透かし彫りした上で鍛金し、屏風などを作ることが何回かあったので、真鍮がどんな金属かはある程度知っている。その当時、鍛金した真鍮に味わいを持たせるため、ヤスリがけしたりムトウ(610)ハップでわざと錆付けしたり(いぶしたり)、渋めに魅せることはやっていた。が、今回は光り輝くよう磨き上げなければならない。

だいぶ年期が入った真鍮の品物である。変色したり、錆が出ていたりして、きれいな状態にするのは大変そうだ。おまけに真鍮メッキのものもあり、これはあまり無茶するとメッキが剥げて中の金属が出て来てしまう。したがって「あの手この手」を使って、磨いていかなければならなくなった。

やり方のひとつは、重曹の水溶液にしばらく浸けておいて、磨き上げる方法。これはあまり真鍮を傷つけることなく、錆びや汚れを落とすことが出来る。問題はやはり真鍮メッキ加工した品物だ。重曹浸け置きでも構わないが、浸ける時間が長すぎると多分メッキが剥げたり、何らかのトラブルが発生するのではないか・・・。悪い予感が頭をよぎるため、ここは慎重に、第2の方法を活用。超微粒子のコンパウンドを使って磨き上げることに。やってみたが・・・うん、大丈夫そうだ。
この他、シンナーや灯油を使って洗浄・磨きをする方法もあるが、今のところ油汚れではないようなので、この方法は使わずじまいとなるだろう。
う~ん、この仕事も品物の数が多いだけに、なかなか手間がかかることになりそうだが、要領がつかめてきたら何とかなるかもしれない。

帰宅してニュースやネットを見ていたら、どうも株価や為替の変動が大きい状態が続いているよう。こちらは、専門とする方々が「あの手この手」を使って、何とか損をしないように、あちらこちらとやり取りしているんだろう。全体の様子、今後の趨勢がどうなるか予測がつかないだけに、どの手を使っても疑心暗鬼なのではないだろうか?

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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 00:34Comments(0)制作日記

2009年03月10日

卒業式 春の気配

卒業式 春の気配

今日は私が絵を教えに行っている学校の卒業式と懇親会に出席。厳粛な卒業式の後、学生達の門出を祝い、お食事と歓談をしてきた。来年度からは彼らも社会人。大人としての礼節と責任を持ち、自分の目標に向って頑張って欲しいと願う。

今年度、卒業年度の子たちには、最終授業の時に言ったことがある。「感謝し合える人間関係、それが大きい幸せである」と。私もこれまで生きてきて、どんな時に嬉しかったかな?と考えた時、お客様に満足して頂いたり、人からお礼を言われた時だっとように思う。逆に、文句を言われたり、けなされた時は後味が悪かったわけだが、そういう時は自分に必ずと言っていいほど問題がある。怖くて辛いかもしれないが、自分の問題点に真正面から向き合って、時には修正をかけながら人間は(企業も)成長するもんだ、と考えているが、自分のパーソナリティに関わることは、なかなか修正が効かず苦労するもんだろう。学生達には、そういう意味も込めて「感謝」について語ったのだが、少しずつでも良いから、一つ一つクリアしてステップアップして行って欲しいと思う。

最近少し寒い日が続いたが、今日は天気も良く、結構ぽかぽか陽気で、卒業式、懇親会からの帰り道、春の気配を十二分に感じた。通りすがりの人々の表情も何気なしに和やかな様子。あ~春も近いなぁ~(もう春なのに)と、ひとりでつぶやきつつ、自転車をこぎこぎしていたのであった。

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2009年03月09日

WBC韓国戦 ふたたび

WBC韓国戦 ふたたび

う~ん、やっぱり日本が負けてしまった。なかなか見ごたえのある試合であったが、4番の働きが大きく左右した試合展開。やはり、ここぞというところで4番が打たないと、勝負に勝つことはできナインやね。

負けたとはいえ、両チームとも各投手が良く投げ、野手がしっかり守り、1点を争う好ゲーム。また、韓国もいいチームやの~と思った。韓国は力で押す(ストレートが速い)投手が多いようだが、しっかり観ていると、どうもコントロールも良いようだ。日本は、再三ピンチの場面があったが、華麗な守備プレーで応戦。アジアの野球レベルの高さが随所に出て、良かったのではないか。

第2ラウンドは、両チームとも、アジアの代表として頑張って欲しい。いよいよ世界の「つわものども」との戦いが待っている。今から楽しみぃ~。ここは勝負師である王さんの言葉を借りて一言。「勝ちにこだわる」執念を見せて欲しいねぇ~。  


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