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2019年04月30日

平成最後の工房作業・・・

平成最後の工房作業・・・

いつも通り、コツコツ作業しているだけなので
あまり平成最後の・・・とは言いたくないですが、
時代の区切りというタイミングもなかなかないので記事タイトルにします(^^;

諸々の制作を進めておりますが、
曲禄の塗り直しも、その前段階の作業で苦労しています。

元々の下地がしっかりしていないので、
現在、木地の所まで塗りを剥いでいますが、、、


 これがなかなかのハードワーク。この山越えんと~(^^;)
 スポ根っぽくなってきました~(^0^;)


 もうやっぱりガシガシやるしかない、、、金属また出てきた(^_^;)


 塗り剥ぎ全体の40%終了。
 一番気を使う肘掛け部位を無事に削り落とせたので、ちょっと一安心です。


つづきは新時代へ!平成最終工房作業終了~汗。  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 14:48Comments(0)

2019年04月16日

大物の摺漆・・・

大物の摺漆・・・

螺鈿や塗り直しのご依頼などが近頃多くなっておりますが、
最近、珍しく摺漆のご依頼もありました。


 これがまた大きい品物であるため、
 普段使っている小物用の室(ムロ)では用を足さなくなり、
 大きな簡易室を新たに作って対応。


 昨日、最後の摺漆が終わりましたが、、、
 摺漆用に使っている綿製の手袋が、いよいよガチガチに固まってきました。
 漆が浸透して来ないため、手が汚れなくて良いのですが、
 細かい作業には不向きとなり、、、場合によっては手袋を外して作業です(^^;  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 00:05Comments(0)

2019年04月14日

曲禄の金具外し完了・・・

曲禄の金具外し完了・・・



 昨日、曲禄の金具外しと解体が、やっと終わりました。
 脚を留める大きな釘が4本抜けませんでしたが、このまま塗り直し作業は出来そうです。
 これで次の段階へ。。。


 全部で67個の金具、およそ300本の釘抜き、、、
 錆ついてて頭が取れたり折れた釘も数知れず。
 その都度ペンチで引っこ抜くを繰り返して、、、だいぶ根性要りました(^^;)


 さて、錆ついてどうしても抜けない革留め鉄釘はどうするか、、、


 頭削るべし!


 真鍮製と思われる細板を外して、、、


 あとはきれいに削って終了!!
 穴の位置は、細板を左右逆にすると
 見事に残り釘の位置を外れてくれるので助かりました(^^)/


金具を外した曲禄の躯体。昨日は帰りがけに一つだけ塗装剥ぎをしました。
ちょっと手荒いですが、まずはディスクサンダー#80ペーパーディスクで大枠研磨。


 白いのは胡粉?茶色いのは砥の粉?
 お預かりして間もなく、この2色の下地をチェックしていました。
 漆が剥げた部分から見えたので水拭きしてみたところ、簡単に溶けちゃいました。
 どうやら漆は全く混じってないようで、、、下地としては脆いもののようです。


 一方の面を削ってみると、、、この材木は、杉!?


 ここまで削ったら、、、あとは手研ぎします。
 使用するサンドペーパーは#120~#240くらいでしょうか。。。


曲禄の塗り直し作業は、まさにリフォーム。
家屋の内装やり直しの気分になっております(^^;
大変とは言え、こういうご依頼は滅多になく、隠れている面白い物も出てくる。
おまけに劣化の度合いが酷ければひどいほど、
何とか直して奇麗にした姿を見たくなる、、、
モチベーションは高い!です。(笑)
  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 17:34Comments(0)制作日記漆塗り

2019年04月01日

2019年度スタート・・・

2019年度スタート・・・


 先日の東京出張の際、新幹線からパチリ☆した富士山と富士川。

新元号がもうすぐ発表されますが、
うちでは「永」や「久」の文字が入るのでは?なんて予想してます。
合わせると「永久」」(^^; しかし、こういう予想は大体当たりませんね(笑)

それはさておき、今日から新年度となりました。
年度始めは諸々せわしくなるのが常ですが、これまでの経緯を振り返りつつ、
更にコツコツ継続して積み重ねて行ったり、新たな挑戦をしようと思う今日この頃です。

春よ、来い - 作詞・作曲/松任谷由実 icon100 *YouTubeより

  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 10:16Comments(0)よもやま話