2020年08月06日

ギターヘッドの仕上げ塗装・・・

ギターヘッドの仕上げ塗装・・・

本日の工房作業は、アワビ貝殻のパーツ加工に加え、
ギターヘッドインレイ装飾の最終工程=艶消しクリヤー吹付塗装です。


 800番のサンドペーパーで最終研ぎをキッチリと。
 先日行ったピンホールの補修跡なども研ぎ切りました。。。


 マスキングの手直し。
 6つの穴も詰め直します。。。


 艶消しクリヤーを調合して、いよいよ最終塗装。
 この調合がですね、、、上手くいってればよいのですが(^^;
 ヘッド側面や裏面の元々の艶消し塗装と表情をそろえる必要があります。
 何分艶消しなのか、、、4分艶消し(40%艶が引けた状態)くらいとみて、
 艶消し剤をクリヤーに25%添加!という決断を!
 このさじ加減が仕上げの明暗を分けると言っても過言ではありません(^^;)


 吹いてみました(あっさり)。
 艶消しクリヤーは、厚吹き禁物!高熱による強制乾燥も✕!
 ということで、サラッと吹きます。
 厚過ぎ、熱し過ぎだと、艶が出ちゃいますので。


 ま~こんなもんでしょうか~(^^;)
 吹きっぱなしで仕上げとなりますから、結構緊張するもんなんです。
 失敗は許されない~。

あとは3~5日ほどかけて自然乾燥を。
表面の凹凸はもう少し治まることでしょう。
マスクを外した時、側面の艶消しの感じと似てくれれば良いのですが、、、
100%合うことはまず無いと思いますが、80%くらい似れば御の字です^^
  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:09Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工塗装楽器装飾