2020年03月02日

琵琶塗り開始・・・

琵琶塗り開始・・・

新たな大物ご依頼品=琵琶が2月下旬に届きました。
補修箇所も直しながらの塗り&装飾となりますが、
納期が決まっておりますので、早速作業開始(^^;

琵琶塗り開始・・・
 筑前琵琶に漆塗りと螺鈿蒔絵装飾のご依頼。
 この琵琶は90~100年物らしいです。。。
 ご依頼主はたいへん芸の御達者な方。気合が入ります(^^;

琵琶塗り開始・・・
 割れが発生したところには、、、

琵琶塗り開始・・・
 刻苧(こくそ)詰め。。。

琵琶塗り開始・・・
 ガラス材で白蝶貝の代替補修アリ!(どうしましょう!?(^^;)

琵琶塗り開始・・・
 お客様と電話でお打合せした結果、、、
 この覆手右側のガラス片は、取り除いて白蝶貝に取り換えることに。。。
 相当しっかりと接着剤でくっついていましたが、
 薬剤等を点滴しながらカッターでゴリゴリと1時間、、、ようやく取れました!
 
琵琶塗り開始・・・
 先日、この欠損部分の白蝶貝は大枠カット。また成形して補修に充てます。


現在、下地作業を進めていますが、、、

琵琶塗り開始・・・
 まずは木固めから、、、

琵琶塗り開始・・・
 その後、凹みや窪みにも刻苧(こくそ)を詰めて、、、

琵琶塗り開始・・・
 曲面全体がより滑らかになるよう、引込地付け(漆のパテ付け)を施しました。

琵琶塗り開始・・・
 引込地をしっかり研いで、なだらかで歪みの取れた曲面を出し、、、

琵琶塗り開始・・・
 寒冷紗を糊漆で貼る「布着せ」の作業へ。。。

琵琶塗り開始・・・
 ヘラで糊漆をしっかりしごいて、簡易室で暫く乾かします。

まだまだ下地作業は続きますが、今回は楽器への塗りですので、
下地が厚過ぎて音に悪影響が出ては行けません。
かと言って、琵琶という楽器は、その特性として音鳴り、反響による振動が大きく強いので、
下地がもろいと塗りが剥げたり割れが出ることになりかねません。

下地は強固に、しかし出来るだけ薄く、、、そこら辺の塩梅が難しいところですね。



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