2021年10月14日

お箸修理その2・・・

お箸修理その2・・・

今朝方は、昨晩くっつけた栗形と鞘の隙間を
刻苧(こくそ/小麦粉・綿・木粉入り漆パテ)で埋めておりましたが、
その残りを早速そのままお箸修理に使い回しです。。。(^^)

お箸修理その2・・・
余りの刻苧(こくそ)はちょっとなので、
折れかかったお箸の方だけ付けることに。
予定では余った漆を使って炭粉を蒔き付けるつもりだったのですが、、、
そっか!刻苧の方が繊維質で強力かも~と思い、
手間はかかりますがナンとかお箸の先っぽにくっつけようと試みました。

お箸修理その2・・・
ピンセットや竹べらでコツコツと下付けしてから、、、
うちの得意技=剥離シート叩きをば!ペタペタ~。

お箸修理その2・・・
うん、ちょっと太いけどこんなもんじゃ~ないかと。
思った以上にうまく行きました。

さて、これは初めての試みですばい~
しっかり補強できるでしょうか?(^^;

刻苧はサーフボードのグラスファイバー入りエポキシ樹脂のようなもの。
もちろんそこまで強固ではないでしょうが、
何とか強力なものに仕上がって欲しいものです~(^.^)



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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 17:54│Comments(2)制作日記漆塗り
この記事へのコメント
おはようございます。いつも、ブログ楽しく見ています。漆塗りの技法には理解がほとんどありませんが、この先が楽しみです。
Posted by H.W at 2021年10月15日 08:31
H.Wさま

いつもご覧頂きありがとうございます!

漆塗りは本当に様々な技法があり、わたしもその調合分量や工程をわすれがちなので、ノートやメモを見ながらやることもしばしばであります(^^;

お箸の修理も引き続きよろしくご覧下さいませ~。
Posted by 瑞緒(ミズオ)瑞緒(ミズオ) at 2021年10月15日 17:51
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