2009年04月06日

貝材料(螺鈿細工)の紹介

貝材料(螺鈿細工)の紹介

貝材料(螺鈿細工)の紹介

当工房では、五島産のアワビ貝や、南洋から取り寄せた白蝶貝、黒蝶貝などの原貝(磨く前の貝殻)を加工することも行なっている。

今まで写真に残してこなかったものが多い中、先々月に依頼があって製作した時の写真があったので、依頼主の方から許可を得てホームページ等で掲載することに。写真はそのとき撮影したうちの一つ。およそ2センチ角の蝶の形にカットしている。使用した貝はアワビ。ダイヤモンドのついた電動糸鋸と、金属・堅木用の細い糸鋸を使って、パーツ(羽や胴体)どうしの接合部分が折れる直前まで切込みを入れている。これ以上歯を入れたら多分折れてしまうだろうという、今までに培ってきた感覚があって、全部で10個以上製作したが、わざとパーツを切り離したもの以外は、ほぼ全部成功させた。

こうした手作業での加工は、レーザーなどの精密機械に比べれば格段に精度は落ちることもあるだろうが、それでも人間の手わざというのは馬鹿にならない。以前テレビで見たことがあったが、超精密に平らな金属面を作り出すのは、人間の感覚が機械に勝るということらしい。
0.0・・1ミリという世界を、人間の手で触れた微妙な感触で作り出せるということだ。人間の直感や感覚というのは本当に素晴らしいものだと思う。自分ももっと修行して、少しでも匠の世界に近づけたら・・・と思う。


工房HP(移転しました!)
こちらから→icon100
http://colorplanet.sakura.ne.jp/mizuo.html



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