2022年07月31日
新作鞘塗り⑦ 布目揃え・・・
新作鞘塗り⑦ 布目揃え・・・
もう7月も終わり、、、それにしても、今年の夏は本当に暑いですね!
こういう時は、ともかく体調管理には気を付けんといかんです。
コロナも流行っていることですし。。。(^^;
さて、鞘塗りの方は布着せの真っ最中。
昨日は鞘の前面(表側)に布を貼りまして、
一晩乾燥させてから、本日布目揃えをしました。
その模様をアップします~。

先日、鞘の背面(裏側)に貼った絹布(けんぷ)。
しっかり乾かした後に、はみ出たところをカットします。

前面との境界線も綺麗にカット!
前面はマスクしていましたので、その境目をキッチリと出します。

そして今度は逆に、背面に貼った布をセロハンテープでマスク!

糊漆を作って、、、前面を貼ります。
※背面貼りの時に比べて室温が何度か高かったせいでしょうか、、、
糊漆の乾燥が相当早くて苦労しました!
ということで、やっぱり貼付時の写真はナシ!!(^^;
そして本日、、、前面の布もしっかり乾燥しましたので、
背面の布と重なっている部分をカットして取り除きました。
このような布の重なりで盛り上がった部分を
小刀等を使って取り除くことを、漆芸では「布目揃え」と言います。
布が重なったままですと、後々の下地作業に悪影響が出ますので、
取り除いておくことが肝要なんですね。
但し、今回の「布目揃え」では、
鞘の形状ラインに合わせて、布の継ぎ目を真っ直ぐ出したかったので
これまでやったことのない、ちょっとした手を思い付きました(^.^)

マスク用に貼ったセロハンテープの幅は15mm。
前面布貼り後、同じセロテープを上から貼ってこのようにカットしてやりますと、
前面布のハミ出た分(重なり分)だけテープでサンドイッチのように挟み込み
取り除ける~というわけなのであります~(^.^)

カット後の様子。
前面と背面の布の重なりは無くなり、隙間なく貼れた状態となりました。
これで「布目揃え」が完了です!
継ぎ目の部分は、絹布が浮いている所が無いか綿密にチェック。
不備が見つかれば補修をして、乾燥後に研ぎを施し布着せが完了となります。
今回の漆下地はフルスペックの「本堅地」。
まだまだ何段階もの下地作業が控えています~。
つづく。。。(汗)
もう7月も終わり、、、それにしても、今年の夏は本当に暑いですね!
こういう時は、ともかく体調管理には気を付けんといかんです。
コロナも流行っていることですし。。。(^^;
さて、鞘塗りの方は布着せの真っ最中。
昨日は鞘の前面(表側)に布を貼りまして、
一晩乾燥させてから、本日布目揃えをしました。
その模様をアップします~。
先日、鞘の背面(裏側)に貼った絹布(けんぷ)。
しっかり乾かした後に、はみ出たところをカットします。
前面との境界線も綺麗にカット!
前面はマスクしていましたので、その境目をキッチリと出します。
そして今度は逆に、背面に貼った布をセロハンテープでマスク!
糊漆を作って、、、前面を貼ります。
※背面貼りの時に比べて室温が何度か高かったせいでしょうか、、、
糊漆の乾燥が相当早くて苦労しました!
ということで、やっぱり貼付時の写真はナシ!!(^^;
そして本日、、、前面の布もしっかり乾燥しましたので、
背面の布と重なっている部分をカットして取り除きました。
このような布の重なりで盛り上がった部分を
小刀等を使って取り除くことを、漆芸では「布目揃え」と言います。
布が重なったままですと、後々の下地作業に悪影響が出ますので、
取り除いておくことが肝要なんですね。
但し、今回の「布目揃え」では、
鞘の形状ラインに合わせて、布の継ぎ目を真っ直ぐ出したかったので
これまでやったことのない、ちょっとした手を思い付きました(^.^)
マスク用に貼ったセロハンテープの幅は15mm。
前面布貼り後、同じセロテープを上から貼ってこのようにカットしてやりますと、
前面布のハミ出た分(重なり分)だけテープでサンドイッチのように挟み込み
取り除ける~というわけなのであります~(^.^)
カット後の様子。
前面と背面の布の重なりは無くなり、隙間なく貼れた状態となりました。
これで「布目揃え」が完了です!
継ぎ目の部分は、絹布が浮いている所が無いか綿密にチェック。
不備が見つかれば補修をして、乾燥後に研ぎを施し布着せが完了となります。
今回の漆下地はフルスペックの「本堅地」。
まだまだ何段階もの下地作業が控えています~。
つづく。。。(汗)