2022年08月26日

螺鈿硯箱の修理② 螺鈿剥がし続編・・・

螺鈿硯箱の修理② 螺鈿剥がし続編・・・

既存螺鈿を引き続き剥がし中の螺鈿硯箱。
難関を幾つも越えている感じがします(^^;

螺鈿硯箱の修理② 螺鈿剥がし続編・・・
レリーフと合体している螺鈿はカット目を入れ、、、

螺鈿硯箱の修理② 螺鈿剥がし続編・・・
水攻めをしつつ、、、分離成功!(^^;

螺鈿硯箱の修理② 螺鈿剥がし続編・・・
こちらもやはり螺鈿がレリーフと合体してます~。

螺鈿硯箱の修理② 螺鈿剥がし続編・・・
慎重にカット目を入れて、、、
何とか分離に成功しました。

螺鈿硯箱の修理② 螺鈿剥がし続編・・・
全部剥がし終わったところは早々に清掃~。

螺鈿硯箱の修理② 螺鈿剥がし続編・・・
この部分も微妙!そろ~りそろりと、、、

螺鈿硯箱の修理② 螺鈿剥がし続編・・・
最後は、、、髪の毛で引っ張りです!

螺鈿硯箱の修理② 螺鈿剥がし続編・・・
導きたまえ~!!(^^;

螺鈿硯箱の修理② 螺鈿剥がし続編・・・
導かれた方々。。。
まだまだ満ちるには足りず!(^_^;)

螺鈿硯箱の修理② 螺鈿剥がし続編・・・
何とか上蓋はあと一ヵ所に(青い朝顔左下の一片です)。
そこがまた難関で、補修接着剤でビッタシくっついているんですが~(~_~;)

こちらを何とか越えたら次!側面へ~。
つづく。。。






同じカテゴリー(制作日記)の記事画像
籃胎漆器お盆の修理再開・・・
貝殻パーツ作製 再び・・・
厳しい2月を乗り越え、3月へ・・・
寒暖差の激しい2月・・・
1月を振り返って・・・
身体の冷えに注意・・・
同じカテゴリー(制作日記)の記事
 籃胎漆器お盆の修理再開・・・ (2024-03-29 10:03)
 貝殻パーツ作製 再び・・・ (2024-03-20 01:29)
 厳しい2月を乗り越え、3月へ・・・ (2024-03-02 12:18)
 寒暖差の激しい2月・・・ (2024-02-17 23:30)
 1月を振り返って・・・ (2024-01-31 16:13)
 身体の冷えに注意・・・ (2024-01-23 15:03)

この記事へのコメント
はじめまして。
薄貝についての検索からこちらのサイトを見つけ、素晴らしいお仕事を拝見させていただきました。
私は北海道在住で地元のアワビ貝を使用し主なアクセサリー制作しております。(螺鈿細工などとは程遠いものです。)
アワビの貝殻を薄貝にしたいと考えております。
過去記事で薄貝は仕入れていることや、薄貝を挟んで熱して平らにするという工程をされていましたが、鮑の貝殻を自ら薄貝にするというのは厳しいものでしょうか?
Posted by フジタ at 2022年08月27日 09:53
フジタさま

当サイトをご覧頂きありがとうございます。
北海道ご在住とのことで、主にエゾアワビをご活用でしょうか?
もしそうでしたら、エゾアワビは表面の形状が波打っているものが多いと記憶しておりますので、薄貝は作れると思いますが面積は10~15mm程度の大きさしか出来ないかもしれません。

基本的に当方で薄貝(厚み0.1mm前後)は作りません。理由は、個人で作ろうとすると物凄い手間がかかるからです。工場生産のような形式で量産される方が効率が良く安価であることは承知しております。

薄貝を挟んで熱して平らにする(もしくは曲げる)という作業は行っております。薄貝になった状態ですと熱によってある程度矯正できるからですが、加工業者さんで元の貝殻の状態から平らにする技術というのはあるようですが、わたしもその技術についてはまだ解明できておりません(^^;

以上が回答となりますが、ご制作の参考になれば幸いです(あまり大した内容ではありませんが)。
Posted by 瑞緒(ミズオ)瑞緒(ミズオ) at 2022年08月28日 10:54
大変参考になりました。
丁寧にご回答いただきましてありがとうございます。
ブログの更新も楽しみにしております。
Posted by フジタ at 2022年08月30日 15:20
フジタさま

ご確認ありがとうございます。
こちらこそ、今後とも宜しくお願い申し上げます。
Posted by 瑞緒(ミズオ)瑞緒(ミズオ) at 2022年08月30日 18:10
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。