2009年08月12日
東海トラフ付近での地震
東海トラフ付近での地震
先月末、東海トラフ付近(静岡県沖)のドーナツ現象(地震空白域)について、当ブログで書いたばかりだったが、よもや昨日地震が起きるとは・・・。地震というのは本当にいつ起きるかわからないが、前触れとまではいかないまでも、予見させる現象は常に存在する。起きることを前提に普段の備えをされている方々が静岡県には多くいらっしゃるので、比較的被害が軽微に済んだ。これは素晴らしいことだ。
福岡では、数年前に福岡県西方沖地震が起きたが、その地震を引き起こした断層帯(直線状)の先、福岡県と大分県の県境付近で、少し大きめの地震が起きている。しかし、その間を直線で結ぶ警固断層で地震が起きていないわけで、ちょっとした空白域が生まれている感じもする。私たちも本当に気をつけねばならない。
しかし、今回は想定される東海地震ではなくて、関係者はホッとしていることだろう。日本では、科学的理論構築と検証に基づく世界初の巨大地震予知に向け、この東海地震を監視してきたわけだが、何の前触れもなく東海地震が起きることを科学者や行政関係者は一番恐れていると思う。その可能性は充分あり得るから怖い。
今回の地震に際し、東海地震判定会の会見があったが、阿部東大名誉教授の「自然に対して謙虚にあらねばならない」という言葉が印象的だった。
瑞緒ホームページはこちら
先月末、東海トラフ付近(静岡県沖)のドーナツ現象(地震空白域)について、当ブログで書いたばかりだったが、よもや昨日地震が起きるとは・・・。地震というのは本当にいつ起きるかわからないが、前触れとまではいかないまでも、予見させる現象は常に存在する。起きることを前提に普段の備えをされている方々が静岡県には多くいらっしゃるので、比較的被害が軽微に済んだ。これは素晴らしいことだ。
福岡では、数年前に福岡県西方沖地震が起きたが、その地震を引き起こした断層帯(直線状)の先、福岡県と大分県の県境付近で、少し大きめの地震が起きている。しかし、その間を直線で結ぶ警固断層で地震が起きていないわけで、ちょっとした空白域が生まれている感じもする。私たちも本当に気をつけねばならない。
しかし、今回は想定される東海地震ではなくて、関係者はホッとしていることだろう。日本では、科学的理論構築と検証に基づく世界初の巨大地震予知に向け、この東海地震を監視してきたわけだが、何の前触れもなく東海地震が起きることを科学者や行政関係者は一番恐れていると思う。その可能性は充分あり得るから怖い。
今回の地震に際し、東海地震判定会の会見があったが、阿部東大名誉教授の「自然に対して謙虚にあらねばならない」という言葉が印象的だった。
瑞緒ホームページはこちら
Posted by 瑞緒(ミズオ) at 10:49│Comments(0)
│よもやま話