2010年08月10日

漆負け治療へ・・・

漆負け治療へ・・・

手がグローブのようになる前に、そしてかきむしる前に・・・午前中病院へ駆け込む。

昨晩は4~5回ほど目が覚めるくらいの痒み。まともに寝られない有様だった。もう昨晩の時点で病院へ行くことを決めていたが、朝起きてパソコンをつけ、城南区の実家から程近い皮膚科病院(名医!)のところを調べ、開いていることを確認してバイクで直行。しかし、名医であるためか、皮膚科にとっては繁忙期であるこの季節、凄い混みようで「2時間待ちですけど良いですか?」と言われ、「はい」と即答。実家で時間をつぶし、再度病院の受付に行くと「まだ40分ほど待って下さい」と・・・。一旦外に出て近くのダイソーで買い物。再々度病院の受付に行き、やっと受診。この間、ずっと痒さに耐え続け、「忍」の一字を飲み続けた。

今回は、漆負けの辛さを、痛いほど(痒いほど)味わった感じ。

 今朝方、皮膚科病院の診察カードを見つけている時、
 一緒に発見した水木しげるの「妖怪花あそび2=妖怪花札」。
漆負け治療へ・・・
 うらめしい状態になった手と、外用薬ともに記念撮影。

実家に行ったら5才になる姪っ子がきてて「かいかいお化けが来たぞ~~」と言って怖がらせると、「いやだ~~!」と逃げ回った。しかし、本当のところは自分が痒みから逃げたい気分。アトピーなどで大変な子達を思うと、その辛さは大変なものだろう。


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タグ :漆負け

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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:58│Comments(2)漆塗り
この記事へのコメント
もう落ち着きましたか?
けっこうヒドイですね。

いつも使ってあるでしょうに
何のはずみでなるのでしょう?
Posted by たぬき。 at 2010年08月11日 12:48
たぬきさま

ありがとうございます。
今日は腫れがだいぶ治まりました。
薬のおかげです。

お医者さんの話だと、
私のように今までかぶれなかったタイプは、
大量に漆を使ったときに、体調や季節の具合も重なって
反応してしまうようです。

炎症が進み、皮膚中の何かと漆成分がしっかり反応してしまうと、
今度は、ちょっと漆を触っただけで反応するようになってしまうようです。(要は、クセになるっていうことです)

従って、私の場合は早く炎症を抑えて、
クセにならないようにすることが大事とのことです。

☆始めっから漆に負けるような人は、
 また治療法が違うのでしょう。
Posted by ミズオ at 2010年08月11日 13:36
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