2009年07月07日

集団感染ほぼ終息

集団感染ほぼ終息

福岡での新型インフルエンザ集団感染は「ほぼ終息」と宣言されたようだ。ま~これだけ湿気が多い季節ともなれば、さすがのウィルスも感染力が弱まるというもの。ひとまずは安心といったところか。

しかし、通常の季節性インフルエンザに比べれば、「この時期までよく持った」とも言えるのではないか。これはやはり「新型」の特徴ということだろう。

WHOの見解にも出ていたが、9月後半から再び北半球で感染が広まることが予想される。ここ数年は、新型が強毒性に変異していないか監視が行われることだろう。タミフル耐性型の新型ウィルスも発見されているし、我々の想像を超える展開もあり得る。願わくば、若い人たちの命が失われることのないように・・・。

他国では、日本の新型インフルに対する神経質さに「異常」というレッテルを貼っているところもある。確かに現状では恐れることはないだろう。しかし、今後は下手をすると世界人口が大幅に減るような事態も考えられるので、こうした脅威に対しては神経を尖らせておくことも必要だと思う。

今回分かったことは、インフルエンザウィルスの感染拡大を防ぐことは「ほぼ不可能」だということ。殺人的ウィルスの感染拡大期を迎えたときにどういう行動をとるべきか、相当考えとかないといけないね、これは。いざという時は「覚悟」も必要になるかもしれない。


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Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:47Comments(0)社会つれづれ