2022年08月03日
新作鞘塗り⑨ 地下付け・・・
新作鞘塗り⑨ 地下付け・・・

前回の工程で布目に擦り付けた錆が乾きました。
ヘラ付けした錆が少しだけ厚い部分もあったので、
一度研いでまた室(ムロ)に入れ、2度乾燥させております。
こうすれば、研いで表に出てきた乾燥不足の錆もしっかり乾きます(^.^)

2度目の研ぎが施された状態。
こちらに今度は粗目粒子の「地の粉」が混じった漆下地を塗って行きます。
漆芸では「地付け」という工程となりますが、
今回はその1回目の下付けということで「地下付け」と呼ばれます。

上新糊、地の粉、生漆を混合した「地」を練ります~。

まずは鞘の背面からヘラ付け&指均し(ならし)を。。。
今回も乾きが早くて、練っている先から「地」が茶色くなってきます。
写真のようにラップで覆っていないと、直ぐ変色して固くなってきますね!(^^;
地は厚塗り厳禁です!0.3mm厚が目安ですが、
それ以上の厚さになるとちぢみが発生して補修が必要に!(;'∀')
この後、前面も同様に付けましたが、無事に作業完了。
次なる工程は「地上付け」ということになります。
つづく。。。
前回の工程で布目に擦り付けた錆が乾きました。
ヘラ付けした錆が少しだけ厚い部分もあったので、
一度研いでまた室(ムロ)に入れ、2度乾燥させております。
こうすれば、研いで表に出てきた乾燥不足の錆もしっかり乾きます(^.^)
2度目の研ぎが施された状態。
こちらに今度は粗目粒子の「地の粉」が混じった漆下地を塗って行きます。
漆芸では「地付け」という工程となりますが、
今回はその1回目の下付けということで「地下付け」と呼ばれます。
上新糊、地の粉、生漆を混合した「地」を練ります~。
まずは鞘の背面からヘラ付け&指均し(ならし)を。。。
今回も乾きが早くて、練っている先から「地」が茶色くなってきます。
写真のようにラップで覆っていないと、直ぐ変色して固くなってきますね!(^^;
地は厚塗り厳禁です!0.3mm厚が目安ですが、
それ以上の厚さになるとちぢみが発生して補修が必要に!(;'∀')
この後、前面も同様に付けましたが、無事に作業完了。
次なる工程は「地上付け」ということになります。
つづく。。。
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