2017年11月15日
貝殻加工は次の段階へ・・・
貝殻加工は次の段階へ・・・
白蝶貝や夜光貝の加工作業は、ほぼ終わってきました。
これから次の段階へ進みましょう。

ヴァイオリンテールピースへのインレイ(貝象嵌)は、猫形状加工がほぼ終わりました。
やはり、3次元形状に近いものですから、結構難しかったです。
猫形状の調整やテールピースへの象嵌など、まだまだ作業が残っております。

猫の皆さん、しっかりと輝けるよう宜しくお願いします。

この円形パーツは、レーザー加工用のベースになります。
表面に家紋の彫刻を施す予定です。

こちらはアクセサリーパーツの形状加工。
一つは失敗した時の予備なので、途中まで。
一部にレーザー彫刻を施します。
博多駅のイルミネーションも点燈し、いよいよ年末が差し迫ってきました。
今年掲げている工房目標の漢字一字=「打」に向かって、
最後まで何とか走り続けたいと思います!!
白蝶貝や夜光貝の加工作業は、ほぼ終わってきました。
これから次の段階へ進みましょう。
ヴァイオリンテールピースへのインレイ(貝象嵌)は、猫形状加工がほぼ終わりました。
やはり、3次元形状に近いものですから、結構難しかったです。
猫形状の調整やテールピースへの象嵌など、まだまだ作業が残っております。
猫の皆さん、しっかりと輝けるよう宜しくお願いします。
この円形パーツは、レーザー加工用のベースになります。
表面に家紋の彫刻を施す予定です。
こちらはアクセサリーパーツの形状加工。
一つは失敗した時の予備なので、途中まで。
一部にレーザー彫刻を施します。
博多駅のイルミネーションも点燈し、いよいよ年末が差し迫ってきました。
今年掲げている工房目標の漢字一字=「打」に向かって、
最後まで何とか走り続けたいと思います!!
2017年11月11日
年末に向けて・・・
年末に向けて・・・
最近は、自宅で諸々作業しております。
修理、螺鈿細工の作業を幾つか、、、
何と言っても、塗り・蒔絵のご注文ではデザインや図面も起こさないと。。。
中々こなせないでおりますが、これからもう年末に入ってきますね~早い(^^;

追加でご注文頂いた、重箱とお盆の修理作業。こちらはだいぶ進んできました。。。

外れていた取っ手はしっかりくっついて、、、最終段階へ。。。

こちらは、、、研究作業続く。。。

胡粉の目をさらに細かくして、、、

複数物件をまとめて作業。。。研ぎ入れましょう!
最近は、自宅で諸々作業しております。
修理、螺鈿細工の作業を幾つか、、、
何と言っても、塗り・蒔絵のご注文ではデザインや図面も起こさないと。。。
中々こなせないでおりますが、これからもう年末に入ってきますね~早い(^^;
追加でご注文頂いた、重箱とお盆の修理作業。こちらはだいぶ進んできました。。。
外れていた取っ手はしっかりくっついて、、、最終段階へ。。。
こちらは、、、研究作業続く。。。
胡粉の目をさらに細かくして、、、
複数物件をまとめて作業。。。研ぎ入れましょう!
2017年11月06日
白い下地・・・
白い下地・・・
現在、古い品物の修理をしておりますが、
白色の下地が何で出来ているか分かりませんでした。
水で濡らすとベトベトしてきます。
よく調べてみると、どうも胡粉下地が最も可能性が高いようです。
螺鈿もどうやら膠(にかわ)で貼られているらしい。。。
で、、、化学実験のような研究が始まりました。

膠、水、胡粉、防腐剤を用意。

60℃以上にならないよう注意しながら、膠を溶かします。
☆大学時代以来、久々の作業です。

濾し紙で、膠溶液を濾します。

膠液が腐らないよう、防腐剤を数滴混ぜておきましょう。

一回目に作った膠液は、濃度が低く粘着性も弱かったので、
更に濃い目の膠液を作ってみました。
品物に施された白色下地は、濡らして暫くすると強烈な粘着性を発揮します。
数百年前のものですが、現在もその効果は抜群。
調合の具合もさることながら、胡粉や膠だけではない何かが混ざっている可能性もアリです。
自然物を使って、このような上手くできた接着性のある下地を作るとは、、、
昔の人の知恵は凄いですね。
合成塗料での補修も検討しましたが、
密着性や再現性の問題が起こることも考えられますので、
まずは出来るだけ現物に近いものをイメージして修理することに。。。
☆果たして再現できるでしょうか?(^^;
現在、古い品物の修理をしておりますが、
白色の下地が何で出来ているか分かりませんでした。
水で濡らすとベトベトしてきます。
よく調べてみると、どうも胡粉下地が最も可能性が高いようです。
螺鈿もどうやら膠(にかわ)で貼られているらしい。。。
で、、、化学実験のような研究が始まりました。
膠、水、胡粉、防腐剤を用意。
60℃以上にならないよう注意しながら、膠を溶かします。
☆大学時代以来、久々の作業です。
濾し紙で、膠溶液を濾します。
膠液が腐らないよう、防腐剤を数滴混ぜておきましょう。
一回目に作った膠液は、濃度が低く粘着性も弱かったので、
更に濃い目の膠液を作ってみました。
品物に施された白色下地は、濡らして暫くすると強烈な粘着性を発揮します。
数百年前のものですが、現在もその効果は抜群。
調合の具合もさることながら、胡粉や膠だけではない何かが混ざっている可能性もアリです。
自然物を使って、このような上手くできた接着性のある下地を作るとは、、、
昔の人の知恵は凄いですね。
合成塗料での補修も検討しましたが、
密着性や再現性の問題が起こることも考えられますので、
まずは出来るだけ現物に近いものをイメージして修理することに。。。
☆果たして再現できるでしょうか?(^^;