2022年11月23日

螺鈿硯箱の修理⑩ 欠損螺鈿の製作その2・・・

螺鈿硯箱の修理⑩ 欠損螺鈿の製作その2・・・

欠損部の螺鈿パーツ製作に入っている螺鈿硯箱。。。

大小様々な形が失われており、数も結構多いため、
思った以上に時間がかかっております(^^;

螺鈿硯箱の修理⑩ 欠損螺鈿の製作その2・・・
小さいパーツ製作の様子です。
爪を少し湾曲させた形にカットし、、、

螺鈿硯箱の修理⑩ 欠損螺鈿の製作その2・・・
このように爪でガッチリとパーツを押えて削り、微調整。

螺鈿硯箱の修理⑩ 欠損螺鈿の製作その2・・・
補完パーツと欠損部の形をよく比較しつつ、何度も微調整した結果、、、、、

螺鈿硯箱の修理⑩ 欠損螺鈿の製作その2・・・
やっとピタッとハマりました。


螺鈿硯箱の修理⑩ 欠損螺鈿の製作その2・・・
上蓋天面の欠損部は全て完了!
次なる箇所は、、、最大の難関=箱正面のNo.4グループです(^^;

やはり、、、ここは特徴ある模様であるためか、
輝きや色味が合うものが中々見つかりません!
またしても数百枚の材の中から探すこととなりました~(^^;

螺鈿硯箱の修理⑩ 欠損螺鈿の製作その2・・・
何とか3枚の候補を選び出し、2パーツを作ってみましたが、、、
その内の一つが、だいぶ納得できるものとなりました。

螺鈿硯箱の修理⑩ 欠損螺鈿の製作その2・・・
収まりがわずかに悪いので、早速微調整。
直線部分ではみ出たところもカット目を入れて、、、

螺鈿硯箱の修理⑩ 欠損螺鈿の製作その2・・・
ヤスリます。。。

螺鈿硯箱の修理⑩ 欠損螺鈿の製作その2・・・
ここもピタッとOK!

螺鈿硯箱の修理⑩ 欠損螺鈿の製作その2・・・
しかし最大の難所が次に待ってました!
この上部パーツ、、、周囲の既存螺鈿は濁っている材が使われておりますが、
この輝きの無い濁り部分というのは、真珠層との絡み方が実に様々で
薄貝によって様相がかなり違っております。

従って、200枚程度の在庫があったとしても、
似たものを見つけるのことはほぼ不可能なのであります!(;'∀')

しかし、出来る限りのことはしたい、、、ということで、
ある程度似た雰囲気の濁り材を6枚程ピックアップし、
作っては確認~を繰り返した結果、、、

螺鈿硯箱の修理⑩ 欠損螺鈿の製作その2・・・
結局、同じ形状を4つ作ることになってしまいました!(^^;
しかし、最後に作ったパーツ(写真にて欠損部にハマっている螺鈿)は、
許容範囲の仕上がりになるものと期待しております。


さて、最大の難関を何とか乗り越えて、
あとは中小パーツを6点程作れば補完は完了となります。
もうひと踏ん張りしましょう!

つづく。。。



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