2023年11月24日
マダカアワビ磨き・・・
マダカアワビ磨き・・・
糸島工房の作業が多くなっている11月。。。
諸々の作業の合間を縫って、
ご依頼頂いているマダカアワビの磨き貝を作りました。
磨き貝にする貝殻は、
特に虫食い穴(巣穴)の少ないものを選ぶようにしており、
今回は長径160mm程度の突起の大きいものをピックアップです。
まずはディスクグラインダーで粗研磨開始。
石材用の粒度#36~60回転ディスクを使用。
当工房での通称「皮剥ぎ」という作業ですが、
茶色いアワビの表皮をドンドン削って行きます。。。
荒削りすると虫食い穴の確認が改めてよく出来るのですが、、、
ここで穴がたくさん発見されるとNG品に!
しかし、、、大事な巻きの頭のところも含め大丈夫。
ほっと一安心です(^-^;
マダカアワビは波打つ凹凸感と大きな突起が特徴。
これを残しながら磨き貝にするのでとっても難儀ですが、
磨き上がった状態は迫力ある姿になるので楽しみです(^.^)
さて、大枠削ったところで、凹み部分に残った表皮を
今度はルーター砥石で地道に削り落としていきます。
この作業が結構時間がかかり、、、
だいたい1時間半から2時間程度でしょうか(^^;
その後はグラインダーの回転ディスクを
#120のペーパータイプに切り替え、研磨痕を消していきます。
あとは手作業で水研ぎペーパーで研磨。。。
凹みの研磨痕も地道に消して、#700程度まで研磨します。
最後にクリヤーコートをかけて完成です。
#2000程度までペーパーをかけてから
バフがけをして磨き上げることもありますが、
今回は塗装仕上げということに。。。
マダカアワビは、その凹凸感がある特徴故に
螺鈿の材料としては不適なのですが、
世界最大級のアワビ種であることと、迫力のある形状から、
磨き貝としては素晴らしいものになります。
今回もその良さが充分に表れた品になりましたね(^.^)
糸島工房の作業が多くなっている11月。。。
諸々の作業の合間を縫って、
ご依頼頂いているマダカアワビの磨き貝を作りました。
磨き貝にする貝殻は、
特に虫食い穴(巣穴)の少ないものを選ぶようにしており、
今回は長径160mm程度の突起の大きいものをピックアップです。
まずはディスクグラインダーで粗研磨開始。
石材用の粒度#36~60回転ディスクを使用。
当工房での通称「皮剥ぎ」という作業ですが、
茶色いアワビの表皮をドンドン削って行きます。。。
荒削りすると虫食い穴の確認が改めてよく出来るのですが、、、
ここで穴がたくさん発見されるとNG品に!
しかし、、、大事な巻きの頭のところも含め大丈夫。
ほっと一安心です(^-^;
マダカアワビは波打つ凹凸感と大きな突起が特徴。
これを残しながら磨き貝にするのでとっても難儀ですが、
磨き上がった状態は迫力ある姿になるので楽しみです(^.^)
さて、大枠削ったところで、凹み部分に残った表皮を
今度はルーター砥石で地道に削り落としていきます。
この作業が結構時間がかかり、、、
だいたい1時間半から2時間程度でしょうか(^^;
その後はグラインダーの回転ディスクを
#120のペーパータイプに切り替え、研磨痕を消していきます。
あとは手作業で水研ぎペーパーで研磨。。。
凹みの研磨痕も地道に消して、#700程度まで研磨します。
最後にクリヤーコートをかけて完成です。
#2000程度までペーパーをかけてから
バフがけをして磨き上げることもありますが、
今回は塗装仕上げということに。。。
マダカアワビは、その凹凸感がある特徴故に
螺鈿の材料としては不適なのですが、
世界最大級のアワビ種であることと、迫力のある形状から、
磨き貝としては素晴らしいものになります。
今回もその良さが充分に表れた品になりましたね(^.^)