2010年12月16日
漆焼付けテスト・・・
漆焼付けテスト・・・
本日は工房で作業。
ステンレス板に漆の焼付けテストを行う。一昨日に塗った漆は、厚く塗り過ぎて「ちぢみ」現象が発生。一旦剥がして薄く塗り直し、湿気を施した乾燥用のパック室(むろ)に入れてある程度乾かし、その後いよいよ電気乾燥炉に入れて焼付け開始!
ハイ、じっとしててね。

閉じます・・・

スイッチON!

漆の焼付け温度は120~170℃。
今回は試しに130℃で2時間ほど焼くことに・・・。
乾燥終了!取り出したところ。あっちっち!!

どうですか~~?

光にかざして、、、つめで引っかいたが?

バッチリくっついてます。全然剥がれません!
それにしても、ゴミがいっぱい付いとります。濾してないけんね・・・
また後日、塗面が安定したところで「剥離テスト」なるものを実施する予定。この焼き付けた漆面にカッターの目を1ミリ間隔でタテ10本ヨコ10本入れ、合計100マスを作り、セロハンテープをこの升目にしっかりとこすり付けて、バリッ!と剥がすというテスト。いわゆる簡易的な塗装の剥離テストだ。100の升目のうち何枚のマスが剥がれるかが剥離率となって表れる。ガムテープのような強力な接着テープを使っても良い。
しかし、この感じだと結構良い結果が出そうだ。鉄や真鍮、銅といった金属には、漆は焼き付けて塗り重ねることが出来るようになる。ステンレスも同様になると思うが、果たして・・・。
さて、本日は非常に寒かった。当工房もご多分に漏れず大寒(耐寒)状態。工房内の温度は、朝9時で4~5度と冷蔵庫並み。お昼になっても7度。一人で「さむーっ!さむーっ!」と叫びながら作業。あるていど広いわが工房内。ストーブは効かない。どうせ動きっぱなしなのでストーブは使用せず。しかし、塗りの作業上やっぱ乾燥炉は必用ですな・・・。
工房への行きがけでパチリ。

冬の悪天候って感じ。
螺鈿・蒔絵 装飾工房『瑞緒』HPはこちら
本日は工房で作業。
ステンレス板に漆の焼付けテストを行う。一昨日に塗った漆は、厚く塗り過ぎて「ちぢみ」現象が発生。一旦剥がして薄く塗り直し、湿気を施した乾燥用のパック室(むろ)に入れてある程度乾かし、その後いよいよ電気乾燥炉に入れて焼付け開始!
ハイ、じっとしててね。
閉じます・・・
スイッチON!
漆の焼付け温度は120~170℃。
今回は試しに130℃で2時間ほど焼くことに・・・。
乾燥終了!取り出したところ。あっちっち!!
どうですか~~?
光にかざして、、、つめで引っかいたが?
バッチリくっついてます。全然剥がれません!
それにしても、ゴミがいっぱい付いとります。濾してないけんね・・・
また後日、塗面が安定したところで「剥離テスト」なるものを実施する予定。この焼き付けた漆面にカッターの目を1ミリ間隔でタテ10本ヨコ10本入れ、合計100マスを作り、セロハンテープをこの升目にしっかりとこすり付けて、バリッ!と剥がすというテスト。いわゆる簡易的な塗装の剥離テストだ。100の升目のうち何枚のマスが剥がれるかが剥離率となって表れる。ガムテープのような強力な接着テープを使っても良い。
しかし、この感じだと結構良い結果が出そうだ。鉄や真鍮、銅といった金属には、漆は焼き付けて塗り重ねることが出来るようになる。ステンレスも同様になると思うが、果たして・・・。
さて、本日は非常に寒かった。当工房もご多分に漏れず大寒(耐寒)状態。工房内の温度は、朝9時で4~5度と冷蔵庫並み。お昼になっても7度。一人で「さむーっ!さむーっ!」と叫びながら作業。あるていど広いわが工房内。ストーブは効かない。どうせ動きっぱなしなのでストーブは使用せず。しかし、塗りの作業上やっぱ乾燥炉は必用ですな・・・。
工房への行きがけでパチリ。
冬の悪天候って感じ。
螺鈿・蒔絵 装飾工房『瑞緒』HPはこちら

Posted by 瑞緒(ミズオ) at 20:57│Comments(0)
│漆塗り
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