2011年07月26日
卵殻技法・・・
卵殻技法・・・
漆塗り装飾技法のひとつ「卵殻」。
ウズラの卵の殻を粒状に割って、漆で貼っていく技法のこと。
なぜウズラの卵かというと・・・
殻が薄くて、キメが細かいからだと思われるが・・・
伝統的にウズラです!
以前、鶏の卵を試してみたが・・・
割った時の卵の端がゴロゴロしている感じで
キレイではなかった。
下準備の工程を写真でご紹介↓
卵の殻には、斑点がついている。このままでは使えない。
サンドペーパーで大枠磨く。
水で半分に薄めた酢に浸ける。
水に付けながら布で磨くと細かい斑点が取れてくる。
白くキレイになった!
師匠はクレンザーを使って根気良く斑点を取り除くが、酢を使った方が作業が早く、白くきれいになるだろう。しかし、ちょっと殻が薄く、弱くなる感じではある。他にも方法はあるが、一長一短といったところ。
次に、卵の中身を出す工程へ・・・
まず、卵の上下に穴を開ける。
片方の穴から息を吹き込む。※自分の顔があまりにもキモいので、モザイクをば・・・
黄身も一緒に、トロ~ンと中身が出てくる。
穴を少し大きめにすると、黄身が潰れずにそのまま出てきて面白い。
中身を全て出し終わった卵たち。
次に、卵の内側に付いている薄皮を剥ぐ工程へ・・・
鼻毛切りバサミで上下に開いた穴からタテ方法に側面を切る。
ピンセットを使って薄皮を剥ぐ。
剥ぎ終わった卵と薄皮。
これがまた・・・薄皮が何層かになっているので、
一番下の層から一気に剥がないと、極薄の皮が残って厄介だ。
卵の内側は、緑っぽいのや白っぽいのがあり、
表側の白さにも差異があるように、各々個性がある。
剥ぎ終わった卵たちをパック詰め。
色味の違いによって仕分け。
左側から右側に向かって、茶→白という感じ。
実際には右ふたつのパックしか使えないかも。
以上、卵殻下準備作業でした。
漆塗り装飾技法のひとつ「卵殻」。
ウズラの卵の殻を粒状に割って、漆で貼っていく技法のこと。
なぜウズラの卵かというと・・・
殻が薄くて、キメが細かいからだと思われるが・・・
伝統的にウズラです!
以前、鶏の卵を試してみたが・・・
割った時の卵の端がゴロゴロしている感じで
キレイではなかった。
下準備の工程を写真でご紹介↓
卵の殻には、斑点がついている。このままでは使えない。
サンドペーパーで大枠磨く。
水で半分に薄めた酢に浸ける。
水に付けながら布で磨くと細かい斑点が取れてくる。
白くキレイになった!
師匠はクレンザーを使って根気良く斑点を取り除くが、酢を使った方が作業が早く、白くきれいになるだろう。しかし、ちょっと殻が薄く、弱くなる感じではある。他にも方法はあるが、一長一短といったところ。
次に、卵の中身を出す工程へ・・・
まず、卵の上下に穴を開ける。
片方の穴から息を吹き込む。※自分の顔があまりにもキモいので、モザイクをば・・・
黄身も一緒に、トロ~ンと中身が出てくる。
穴を少し大きめにすると、黄身が潰れずにそのまま出てきて面白い。
中身を全て出し終わった卵たち。
次に、卵の内側に付いている薄皮を剥ぐ工程へ・・・
鼻毛切りバサミで上下に開いた穴からタテ方法に側面を切る。
ピンセットを使って薄皮を剥ぐ。
剥ぎ終わった卵と薄皮。
これがまた・・・薄皮が何層かになっているので、
一番下の層から一気に剥がないと、極薄の皮が残って厄介だ。
卵の内側は、緑っぽいのや白っぽいのがあり、
表側の白さにも差異があるように、各々個性がある。
剥ぎ終わった卵たちをパック詰め。
色味の違いによって仕分け。
左側から右側に向かって、茶→白という感じ。
実際には右ふたつのパックしか使えないかも。
以上、卵殻下準備作業でした。
Posted by 瑞緒(ミズオ) at 10:28│Comments(0)
│漆塗り