2025年03月09日
組み貝細工で半月を・・・
組み貝細工で半月を・・・
ご依頼頂いております琵琶の半月。
半月とは、琵琶の両サイドに空いた二つの共鳴孔のこと。
共鳴孔の縁には動物の角や貝殻などで出来た飾りが付いています。
今回のご依頼では白蝶貝での製作になります。
しかし、厚くて大きい貝殻でないと、
なかなか一体型での琵琶半月は作れません。
これまでは何とか作れていましたが、、、
いよいよ一体型が作れるような材料は尽きてしまいました。
ということで、頭をひねって一計を案じ、
半月を四つのブロックに分割して作ることにしました。
貝殻の厚い部位や端材を組み合わせて作ることになりますが、
言わばこれは「組み貝細工」ということになりますね。

まずは材料の選別と、
自宅で作業可能なものは裏面の研磨、平面加工をして、、、

半月の形状を裏側もしくは表側に一旦トレースしました。

そしては本日は、糸島の工房で本格的な加工作業を実施。

裏面の平面化を進めつつ、形状加工や厚み調整もします。

材料の状態も見極めながら慎重に作業を進め、
大枠の加工が完了しました。

まずは少し大きめの状態まで出来上がりましたが、
琵琶が届きましたら、これから更に形状を整えて行きます。
つづく。。。
ご依頼頂いております琵琶の半月。
半月とは、琵琶の両サイドに空いた二つの共鳴孔のこと。
共鳴孔の縁には動物の角や貝殻などで出来た飾りが付いています。
今回のご依頼では白蝶貝での製作になります。
しかし、厚くて大きい貝殻でないと、
なかなか一体型での琵琶半月は作れません。
これまでは何とか作れていましたが、、、
いよいよ一体型が作れるような材料は尽きてしまいました。
ということで、頭をひねって一計を案じ、
半月を四つのブロックに分割して作ることにしました。
貝殻の厚い部位や端材を組み合わせて作ることになりますが、
言わばこれは「組み貝細工」ということになりますね。
まずは材料の選別と、
自宅で作業可能なものは裏面の研磨、平面加工をして、、、
半月の形状を裏側もしくは表側に一旦トレースしました。
そしては本日は、糸島の工房で本格的な加工作業を実施。
裏面の平面化を進めつつ、形状加工や厚み調整もします。
材料の状態も見極めながら慎重に作業を進め、
大枠の加工が完了しました。
まずは少し大きめの状態まで出来上がりましたが、
琵琶が届きましたら、これから更に形状を整えて行きます。
つづく。。。