2018年06月15日
ギター蒔絵は最終工程へ・・・
ギター蒔絵は最終工程へ・・・
ギター蒔絵は、やっと終盤戦に向かってきました。
蒔絵で一番手のかかっている龍は、、、
金丸粉を蒔いて乾燥させた後、生漆を浸透させて丸粉を固め、その後に摺漆。

大枠で研ぎを入れてから、鯛牙(たいき)で丸粉の表面を潰すように撫でて磨きました。
この作業を施すと、キラキラと丸粉が光ってきます。
雲の部分は、全て金梨子地紛での蒔絵を施していますが、
その上から梨子地漆を重ね塗りしております。
雲の流れごと(エリアごと)に塗り重ね回数や研ぎの程度を変えることで、
上塗りされた梨子地漆の厚みを変え、金梨子地紛の色味に変化をつけました。
摺漆や磨き作業でペーパー等の研ぎ足を段階的に無くしながら、艶上げに持って行きます。

そして、最終工程。。。
龍、雲、ベース黒、ギター表面全体に摺漆を施してよく乾燥させた後、
呂色磨き粉で全体を手磨きです。

一旦磨き上がりましたが、研ぎ足が少し目立つところを無くしたり
艶のレベルをもう一段階上げるために、再度摺り漆と呂色磨きを施します。
「もう一丁!」という感じでしょうか。
ギター蒔絵は、やっと終盤戦に向かってきました。
蒔絵で一番手のかかっている龍は、、、
金丸粉を蒔いて乾燥させた後、生漆を浸透させて丸粉を固め、その後に摺漆。

大枠で研ぎを入れてから、鯛牙(たいき)で丸粉の表面を潰すように撫でて磨きました。
この作業を施すと、キラキラと丸粉が光ってきます。
雲の部分は、全て金梨子地紛での蒔絵を施していますが、
その上から梨子地漆を重ね塗りしております。
雲の流れごと(エリアごと)に塗り重ね回数や研ぎの程度を変えることで、
上塗りされた梨子地漆の厚みを変え、金梨子地紛の色味に変化をつけました。
摺漆や磨き作業でペーパー等の研ぎ足を段階的に無くしながら、艶上げに持って行きます。

そして、最終工程。。。
龍、雲、ベース黒、ギター表面全体に摺漆を施してよく乾燥させた後、
呂色磨き粉で全体を手磨きです。

一旦磨き上がりましたが、研ぎ足が少し目立つところを無くしたり
艶のレベルをもう一段階上げるために、再度摺り漆と呂色磨きを施します。
「もう一丁!」という感じでしょうか。