2023年07月15日
鞘塗り蒔絵③ 純金平目粉置き・・・
鞘塗り蒔絵③ 純金平目粉置き・・・
鞘塗り蒔絵は、いよいよ本番作業に。。。
最初は二大松の平目粉置きから始めます。

松の幹の所々に平目粉をくっつけるのですが、
まずは幹の凹凸を意識して濃弁柄漆を筆塗りして、、、

漆が程良く半乾きになったところで、
一個一個竹串で貼り付けて行きます。。。
数日前に試作して粉の大きさは確認済み。
当初から3号粉を想定していましたが、
幹ベースの細かい丸粉と同化してしまう恐れがあることと
実際はもっと大きめの方が見栄えするものと判断し、
5号、7号の紛を使用することに。。。
粉の配置はCGで予めシミュレーションしていましたが、
本番では幹の様子を見ながら位置など調整して配っていきます。

貼り終えたところです。

漆が乾燥した状態でみるとこのように。。。

金鵄紋や梅鉢紋の漆上げ(ベース盛り上げ)はほぼ完了しました。

後は金粉蒔き等の試作を重ねて本番作業に入りましょう。
つづく。。。
鞘塗り蒔絵は、いよいよ本番作業に。。。
最初は二大松の平目粉置きから始めます。
松の幹の所々に平目粉をくっつけるのですが、
まずは幹の凹凸を意識して濃弁柄漆を筆塗りして、、、
漆が程良く半乾きになったところで、
一個一個竹串で貼り付けて行きます。。。
数日前に試作して粉の大きさは確認済み。
当初から3号粉を想定していましたが、
幹ベースの細かい丸粉と同化してしまう恐れがあることと
実際はもっと大きめの方が見栄えするものと判断し、
5号、7号の紛を使用することに。。。
粉の配置はCGで予めシミュレーションしていましたが、
本番では幹の様子を見ながら位置など調整して配っていきます。
貼り終えたところです。
漆が乾燥した状態でみるとこのように。。。
金鵄紋や梅鉢紋の漆上げ(ベース盛り上げ)はほぼ完了しました。
後は金粉蒔き等の試作を重ねて本番作業に入りましょう。
つづく。。。
この記事へのコメント
こんにちは、いよいよ本番作業始まりましたね。貼り付けた場所は写真状だとイマイチ判別がしづらいですが、想像でなんとなく判ります。これは批判では無く感想です。水墨画でも濃淡により奥行きを表現していますが、漆の盛り上げではもっと奥行きが出ますね。この先でもっと美しい光景が見られるのが楽しみです。よろしくお願いします。
Posted by H.W at 2023年07月16日 11:27
H.Wさま
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
おっしゃる通り、写真では様子がよく分からない場合が多いですね!瑞緒HPで掲載しておりますアメブロの方が写真を拡大できますので、そちらもご覧いただければ幸いです。
漆上げでの盛り上げは、何度も塗らなければならないのでけっこう手間がかかりますが、それでも耐久性は恐らく錆上げなどより高いものと考えておりますので、ともかく粘り強くやっております。引き続き宜しくお願い致しますm(__)m
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
おっしゃる通り、写真では様子がよく分からない場合が多いですね!瑞緒HPで掲載しておりますアメブロの方が写真を拡大できますので、そちらもご覧いただければ幸いです。
漆上げでの盛り上げは、何度も塗らなければならないのでけっこう手間がかかりますが、それでも耐久性は恐らく錆上げなどより高いものと考えておりますので、ともかく粘り強くやっております。引き続き宜しくお願い致しますm(__)m
Posted by 瑞緒(ミズオ)
at 2023年07月19日 17:07
