2010年09月20日

敬老の日に・・・

敬老の日に・・・

今日は、94歳になる父方の祖父宅へ。

 途中、粕屋町須恵川付近の田んぼでパチリ。

 ここは原付バイクで走ると気持ち良い。

祖父は、最近めっきり細くなり、だいぶ衰えが目立つ。特に足首は骨と皮ばかり。久しぶりに肩や背中を揉んであげたが、まだその辺りは筋肉がついていてしっかりしていたので、ちょっと安心。
頭の方はというと、私のことをおぼろげに憶えている感じで、少しボケ気味に・・・。1年位前は、私の名前を呼んでいたが、それも無理。ここまで老化が進むとやはり記憶も断片的になってきている。「老いる姿」とはこういうことか、と改めて認識した。

叔母が懸命に介護している。叔母が細やかに面倒を見ているから祖父は長生きしている、と思う。その叔母も体に疾患があり、今はまだ大丈夫だが今後が心配だ。自然な気持ちとして、叔母には感謝している。何かしてあげんといかんと思い、この前から訪れる度に身体をマッサージしてあげることにした。今の段階では、そのくらいしか私に出来ることはない。

よくニュースでも自宅介護中に起きた事件が報道されているが、肉体的、精神的、そして金銭的無理が生じた場合、介護は破綻するのだろう。やはり身近で頼りになるのは家族・親族なのだが、どうしても限界というものがある。現在のレベル以上に充実した老介護制度(税制も含めて)を早急に整えないと、近い将来、相当な数の悲劇が起きることになりはしないか・・・と今日は思った次第。  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:57Comments(0)よもやま話