2021年08月15日

お盆中も金継ぎ作業・・・

お盆中も金継ぎ作業・・・

考えてみたら、お盆休みに入っておりましたね~。
もう関係なく仕事しているような、、、(^^;

ということで、金継ぎ作業もコツコツと進行中。。。


昨晩に漆を焼き付けた深川製磁お茶碗は、、、
くっつき具合も含めて確認を。
ひび割れの近くに指を構えて~~~


ピーン!と端っこを弾いてみました。
この弾いた時の音色で、くっつき具合を確認するわけですね。
キーン!だったらOK!! パーン!だったらNG!!
つまり高音であったら合格、低音であったら不合格なのであります~(^.^)

うん、よかキーン音がします!合格~。
麦漆で隙間を埋めて一次接着し、更に漆を焼き付けて(上塗り溶着させて)、
しっかりひび割れが接合したようです。


さて、コーヒーカップたちはと言いますと、、、
このように漆を焼き付けた欠損部に錆(漆パテ)を塗り付け、
これから更に元の形状になるまで重ね付けして行きます~。

つづく。。。  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 19:33Comments(0)制作日記漆塗り

2021年08月14日

お茶碗金継ぎは次の工程へ・・・

お茶碗金継ぎは次の工程へ・・・

今日は本当に凄い大雨で、
福岡市にもとうとう大雨特別警報が出てしまいました!
何とか市内では川の氾濫が起きなかったようですが、
他の地域では甚大な被害が!
どうにか早く治まって欲しいものです。。。(-_-;)

しかし、このような状況でも、
仕事の方はコツコツと進めておかねばなりません~。
気を取り直して今日も作業です。

さて、深川製磁お茶碗の金継ぎは次の工程へ。。。


1日しっかり乾かした麦漆は、
ひび割れからはみ出した余分な部分を削ります。


外側も同様に削り削り、、、


ちょっとお口のところに細工を、、、^^


だいたいこんな感じで下処理終了。。。
そして暫くまた室に入れ、
ひび割れ隙間に入った麦漆に湿気を更に吸わせて乾燥させます。


次に、生漆に黒漆を混ぜたものを作って、、、


同じところに塗ります。。。


内側も蒔絵筆で同様に、、、


だいたいこんな感じでしょう。


そして、、、温度調整を考えながら
この器も焼き入れてやります!!^^ 

つづく。。。

  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:17Comments(0)制作日記漆塗り

2021年08月13日

やっと金継ぎ作業へ入る・・・

やっと金継ぎ作業へ入る・・・

諸々先約案件を終わらせて、やっと金継ぎ作業に入れました。
いろいろ下処理をして次の工程へ。。。


深川製磁のお茶碗は、、、
ひび割れに浸み込んだお汁のシミをふやけさせるため、
暫く水に浸け込んでおりました~。


漆の付着が良くなるように、
ちょっとダイヤモンドヤスリで削って、、、


慎重に削りラインを入れました。。。


内側も同様に削ってやります~。


次に練り小麦をホントにチマッと作って、、、^^


それに漆を混ぜて麦漆を作ります。。。


純テレピン油で希釈した麦漆を、
ひび割れに蒔絵筆で塗って浸透させます~。


外側はこのように。。。



さてさて、こちらのコーヒーカップたち。
やはりダイヤモンドヤスリで調整削り、、、


割れた輪郭の調整も~。


コーヒーカップたちは、漆塗ってから焼き入れてやります!(^^)


基本的には250Wで。。。
1000Wを時折瞬間的に入れてやりながら温度調整。


焼き入りました(^^)/
つづく。。。
  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 20:46Comments(0)制作日記漆塗り

2021年08月08日

薄貝をさらに薄く・・・

薄貝をさらに薄く・・・

久々にアワビ薄貝を使った細工を。。。


 まずは材料選びから。
 在庫のアワビ薄貝は、真珠層の模様や色で分別してます。


 今回は、これらの中から特に必要とされる色味のものを20枚ほど選びました。


 そして、細工の細かさや絵柄の具合などから判断し、
 加工に適した厚みになるよう、水研ぎを施して更に薄くしていきます。
 加工前は0.12~0.13mmだったものを0.9~1.0mmへ。。。

 これはもう、感触や曲がり具合を頼りに厚みを判断しますが、
 いつも難しい作業ですね~(^^;


さて、今日で東京オリンピックも閉幕です。

新型コロナウィルスの急激な感染拡大もあって、
微妙な心持ちでオリンピックを見ておりましたが、
選手たちの頑張っている姿は素晴らしいものがありましたね~(^^)

体操日本の若きホープ=高橋選手は、
「メダルの色は関係なく、自分の演技を思い切ってやろう。」という言葉が印象的でした。
結果的には個人総合と鉄棒の2種目で金メダルを得ることとなりましたが、
彼のコメントには、スポーツに対する真摯で謙虚な姿勢が見て取れました。

また、個人総合で銀メダルに終わった中国の肖若騰選手が、
高橋選手が最終演技で自分の点数を上回り逆転優勝を決めた瞬間、
拍手して称えていた・・・ということですが、これは本当に素晴らしいことですね。
真のスポーツマンシップというものは、例え競い合うことであったとしても、
このように互いの努力と技を尊重するものであると思います。

スポーツを通して、国境を越えてお互いを理解・尊重し、
共通認識を得ることが、真の平和にもつながりますね。
オリンピックとはそういうものだと、あらためて認識した次第です。



 ※写真:NHK総合テレビ東京オリンピック 8/7 野球競技「表彰式」より引用
 最後に、野球の甲斐選手。。。
 金メダルということは別にして、彼のプレーやコメントはすごく輝いてましたね~。
 上記のようなスポーツマンシップをいかんなく発揮できていたのではないでしょうか?
 本当に、お・つ・か・れ・さ・ま・・・でした!
 またプロ野球ペナントレースでもよろしく(^.^)
  


2021年08月06日

コツコツと穴開け・・・

コツコツと穴開け・・・

製作の中で、穴開け作業というのも結構やっております。


 この写真のように貝殻へも穴開けします。
 ドリル歯トギトギしながら、、、なかなか硬いですけど、石よりはマシ(^-^;

木材にはこれまで相当やって来ましたが、プラスチック、金属なんかも。。。
穴を開ける時は、部材の形状、硬度、質を考慮して、道具や手順を選択します。

ご存知の方も多いと思いますが、
部材を固定する方法というのもあって、、、
これがまた難しいケースもあるわけです。

「治具」というものがありますね。
加工部材を固定し、加工の誘導もしてくれる器具ですが、
大量生産するときには大変便利なもので、
専用の治具を作って作業効率を上げる、、、という場合も多いかと。

うちでは結構幅広くいろんなものを扱っていますし、
少量や一品ものを作ることが多いので、治具をわざわざ作るようなことはなく、
手で物を押さえることの方が多いような?(^^;

しかし、たとえ手を使う場合であっても、
土台や布当てなどをどうするかは考えて作業しています。

布に水を浸み込ませてその上に加工物を置くと、かなり滑りにくくなるので、
特に貝殻加工する時などには有効な手段として用います。

作業とは、工夫次第で上手く行く。
しかしやり方を一歩誤ると、、、その先には××が待っているのです~!
あな恐ろしや~(>_<)
  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 19:43Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工

2021年08月05日

磨き貝発送・・・

磨き貝発送・・・

本日、磨き貝をお客様の元へ発送。。。
発送前に磨き貝3点を記録写真撮りました~☆


 イナヅマツノヤシくん。
 あらためて撮影してみると、その造形の素晴らしさに感嘆します^^


 違う方向から見ると別物の貝殻に見えます。
 角度を変えてこれだけ印象が変わるというのも特徴的。


 そして白蝶貝の表裏2枚。
 白蝶貝の別名は南洋真珠貝。大きくなる2枚貝ですね。


 広くて厚みがあり、真珠層がたっぷりととれるので、
 細工の材料として使い勝手が良い貝殻です!(^^)/

今回は初めて取り扱うイナヅマツノヤシもあり、
しかも数十年前(100年程前?)の貝殻ということもあって、
研磨や磨きでいつもと違う傾向が出るかも、、、と不安はありましたが、
特に著しい劣化等は見当たらなかったので良かったです。

お盆休みに入る前、オリンピック閉幕での連休などもあり、
もしかすると到着が遅れるかもしれませんが、
割れ物ということもありますし、
ともかく無事にお客様のお手元へ届くことを祈っております!(^^;
   


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 11:34Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工

2021年08月04日

磨き貝も完成~納品へ・・・

磨き貝も納品へ・・・

遅れ遅れになっている製作スケジュールを取り戻すべく、
今月に入って仕上げ作業を急ピッチで進めております。。。

磨き貝のご依頼品も、本日午後から仕上げ作業を糸島の工房で!


 イナヅマツノヤシは、付着物除去や
 穴の補修などを終わらせた状態で工房へ持込み、塗装室へ。。。


 二つの木材の上に設置して、ラッカー吹付塗装です。


 最初に口のある内側半分を塗装し、、、一呼吸おいて(30分程乾燥して)


 ひっくり返して、殻の外側半分を塗装します。(塗装前)


 こちらが塗装後の様子。ラッカー塗料は市販のスプレー缶を使用。
 厚吹きするとデラデラと光ってみっともなくなり、
 さらに貝殻の表面の表情も損なわれますので、、、
 出来るだけ薄くサッと2度ほど吹き付けるようにしています。


 今日は本当に暑いので、このまま塗装室で自然乾燥させていましたが、
 2~3時間ほどでしっかり乾いてくれました!(^^)/



 イナヅマくんを乾かしている間に白蝶貝2枚の仕上げ作業。。。
 まずは調整研磨。まだ縁にちょっと研ぎが甘い所があり、ディスクサンダーで削ります。


 そうこうするうちに、、、エアコンの無い工房の室温が35℃を超えて来ました!
 あっつ~い!!(・_・;)


 次に、サンドペーパー#600~#2000で削った部分を水研ぎ!
 夕日を浴びながら~、そして扇風機の風に当たりながら~(^^;


 最後に~バフがけして、、、


 ピカピカになりました!磨き完了~完成です!!


これで磨き貝は完成。
このご依頼品も何度か作業を中断しておりましたが、
これでやっと納品できる運びとなりました。
大変お待たせ致しましたm(__)m
 





  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 00:33Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工

2021年08月02日

平お膳 納品へ・・・

平お膳 納品へ・・・

もう一年半程前の2020年2月にお預かりしていた平お膳。
数々の中断を経て、この程やっと補修が完了しました。


 お直しが出来上がった状態の平お膳。


 お預かりした当初の塗りの様子。
 下地まで達した深い亀裂も含め、相当な数の傷が入っていましたので、
 これは大部分を塗り直す必要があると判断。


 お膳の側面は、既存の塗り色に近しい「うるみ色」を調合して塗り直し。


 側面は内側もあるので、この塗り直しはなかなかに作業ボリュームありました(^_^;)


 底面の黒漆も全て塗り直し!(^^;



 補修前の蒔絵の様子。
 蒔絵が薄くなり、やはり周辺にもたくさんの傷が入った状態でした。
 この蒔絵が入った面は朱漆が痩せて相当薄くなってます。これをどうするか!?
 蒔絵を残しつつ塗りの補修をする困難さはハンパありません!(^^;


 補修が完了した様子。
 深い傷が入ったところに、まず生漆や錆を注入して防水措置を施してから塗り補修。
 次に、上塗り(朱漆)の一部が研ぎ出されて中塗り(黒漆)が見えて来るのも覚悟して、
 ともか慎重に研磨と磨きを重ね、上塗りに入った傷を消して行きました。
 全部の傷は消し切れませんでしたが、摺り漆も数回行い、
 仕上げ磨きを丁寧に行って、ある程度目立たない状態にまでしました。


 消えた蒔絵にも何とか金粉を蒔いて。。。
 当初の蒔絵師の技には全く及びませんが!(-_-;)

ご予算の関係もあり、完璧なレベルには程遠いですが、
塗りも蒔絵も、応急処置的に塗り直しや補修を施す所までは行いました。
それでも、最初の状態からしたら、やれるだけやった、、、という感はあります(^^;
 

この平お膳は、ご依頼主のご実家(本家?)に古くからあったという品物。
お歳を召したご親族にお渡しされる予定だったのですが、
新型コロナウィルス蔓延の影響があって、なかなかお集まりになるのが困難な状況となり、
こちらも補修が難しいこともあって製作延長に拍車がかかり、納品がノビノビに!
本当にお待たせ致しましたっ!!(^^;

しかしながら、かなり劣化の進んだ漆器の直しだけに、
蒔絵補修や磨きのテクニックで得るものも大きく、相当な勉強となった品物でした。
ご依頼主には、陳謝と共に心より感謝を申し上げます!m(__)m  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 18:04Comments(0)制作日記金箔・金粉漆塗り

2021年07月29日

呂色磨き・・・

呂色磨き・・・

昨日に引き続き、漆塗りの磨き作業。
今日は、いよいよ最終工程の呂色磨きです。


 一番細かい磨き粉=呂色磨き粉を
 薄っすらと菜種油を塗布した漆面へ指付けします。

 小さな子どもの「なぐり描き」のように擦り付けましたが、、、
 なんか龍のような姿になりましたね~(^_^)


 そして、擦り付けた磨き粉を、指や手のひらなどを使って
 漆面に延ばしていくように広げて磨いて行きます。。。

呂色磨きは最近行っておらず、ホントひさびさでしたね~。
この漆塗りがピカ~っと輝いて行く様子を見るのは、気持ちが良いものです。
これまでの苦労が報われた感じがしますので。

しかし!もし粗が目立ってしまった時は、、、ゲンナリとするものです。(^^;


  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 17:49Comments(0)制作日記漆塗り

2021年07月28日

漆塗り胴擦り・・・

漆塗り胴擦り・・・

本日は漆塗り面の胴擦り作業を。
最終磨き前の一段階粗い磨き粉で塗面を磨く作業です。


 当てゴムに布を巻いて、磨き粉(胴擦り粉)と菜種油で磨きます。
 このように円を描くように磨く場合もあれば、、、


 真っ直ぐにコシコシすることも。。。


 胴擦りを進めていくと、布に漆の研磨汁が付きます。
 この布の色の具合を見て、
 どの程度塗面が研磨されたかを判断することも。。。

胴擦りは、摺り漆を施した漆面の平滑さを出す目的があり、
根気強くコシコシし続けるため、結構労力がいる作業です。

ひたすらに、ただひたすらに、、、我慢強く~(-_-;)  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 21:03Comments(0)制作日記漆塗り

2021年07月26日

指に金粉・・・

指に金粉・・・

本日は蒔絵作業。。。
ということで、金消し粉を扱っていたところ、、、


 指に金粉が付いてしまいました~。
 金ふたつ~なんちゃって(^-^;

真綿で金粉を蒔き付ける際に、
人差し指、中指、親指で真綿を持つものですから、
どうしても金粉が指に付きやすいんですね。。。

しか~~~しっ!この写真をアップするとき
注意しなければならないことを思い出しました!
そ・れ・は・・・「生体認証」です!!

最近は指紋で個人が特定されますし、
スマホなどを起動するために指紋認証が使われていますね。

もう世間では当たり前のようになっているようですが、
まだまだ自分にとってはあまり馴染みのない感じです。
しかし悪用される恐れがあるので、気を付けなければなりません!!

金粉の付いた指は、あまりにもクッキリと指紋が浮かび上がってましたので
これはもう間違いなく盗用されるレベル!(;'∀')

ということで、ご覧の通り写真に加工を加えてアップすることにしました。
なんかこう、ややこしい世の中になってきましたね。。。(^^;

  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 19:56Comments(0)制作日記社会つれづれ金箔・金粉

2021年07月24日

全国一の暑さに?・・・

全国一の暑さに?・・・

いやはや~暑いです。。。
正午前にちょっと外へ出ましたが、ひたすら暑いですね。(^^;


 美しいサルスベリの花越しに照り付ける太陽光!
 凄まじいエネルギーを感じます~汗。

今日の福岡は、最高気温36℃の予想。
全国一の暑さになる予報が出てましたが、、、
ま~確かにそこまで行っててもおかしくない暑さです。

ということで、本日は自宅作業。
ちょっと走りに行くのはやめにして、室内でずっと大人しくして、、、
漆塗りや貝殻研ぎ研ぎなどをしておきます(-_-)

室内では冷房をつけっぱなしにしてても身体に悪いので
時折エアコンのスイッチを送風に切り替えるなど工夫してます。

パソコン作業してる場合は、、、


 ちょっとこげな写真をバックにして涼んでます~(^.^)
 マリンワールドで以前撮ったアシカくんですね。。。
 いや?、、、オタリア?それともオットセイ!?わからん~!!(;'∀')


 このしっぽ、、、でも分からんか~(*_*;
 こんど海獣を調べときまっす。。。

  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 15:56Comments(0)制作日記社会つれづれ

2021年07月22日

海の日~玄界灘の恵みに感謝・・・

海の日~玄界灘の恵みに感謝・・・

今日は「海の日」。
わたくしも福岡に生まれ、小さいころから海の恩恵にあずかって来ました。
釣り、海水浴、潮干狩り、そして貝殻拾い、、、(^.^)

21世紀に入ってからは、仕事においても、
この玄界灘から多くの恵みを頂いてきました。
本当に感謝しています。

これまでの工房の歩みの中で撮ってきた
海にまつわる写真をピックアップしてみました。


 こちらは糸島の海。遠くに姫島などが見えます~。


 相島渡船(新宮漁港)にて。何度となく訪れましたね~。


 新宮漁港と相島とは何度も行き来しました~(^^)


 相島のアコヤ真珠貝。
 ここの真珠貝は日本一大きくなります。。。


 野北方面から西ノ浦方面を望む。
 冬は厳しい一面を見せる玄界灘です。


 こちらは博多湾内の今津あたりです。
 中学生のころは、釣りのホームグラウンド(^_^)


 玄界灘で獲れたアワビ貝。
 今では仕事に欠かせない海の恵みであります!


 やっぱり海はいい、、、大切な存在ですね。
 これからもどうぞよろしくお願いします!(^^)/


☆玄界灘に愛を込めて♪

♪「海 その愛 」加山雄三 icon100

♪「海 その愛」 feat. 水曜日のカンパネラ icon100

 

  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 16:19Comments(0)制作日記

2021年07月17日

真珠層の違い・・・

真珠層の違い・・・

最近は特に貝殻の作業が多くなっておりますが、、、
貝殻によって質が違うので、取り扱い方や加工の仕方も微妙に変わって来ます。


 手前に置いているのはアワビ貝。結構硬くて割れにくいのが特徴です。
 炭酸カルシウムが主成分ですが、タンパク質が比較的多く入っているらしく、
 削った時に粘り強さがある感じ。

 奥に置いているのが白蝶貝(南洋真珠貝)。
 厚く積層している貝殻ですが、結構削りやすく柔らかい感じでして、
 各層の境界が分離しやすく剥がれやすいのも特徴です。

いずれも真珠層を形成していますが、以上の特徴から、
どちらかと言いますと白蝶貝の方が脆いので気を使います。
機械研磨やヤスリがけの時に、よく注意してないと
ボロっと崩れることもありますので(^^;


 さて、現在作業中のイナヅマツノヤシ。
 こちらは初めて取り扱いますが、、、
 貝殻ベースの質感はホタテ貝殻と似ていて、白い石灰質のイメージです。

ちょっと調べたところ、
ホタテ貝殻は炭酸カルシウムが99%と有機質1%とのこと。
イナヅマくんは、表面に黄色やオレンジの模様など入っていますが、
削ったり研磨してみると中身は白色です。
従って、ホタテ貝殻に近い成分構成で、ほぼ全て炭酸カルシウムで出来ているようですね。

私は研究者ではないので、以上の成分見解に怪しい所もございますが、、、(^^;
要は加工してどのように活用できるかを考えた時、
それぞれの貝殻の特質はよく把握しておくべきだと思います。

扱ったことのない貝殻はまだまだ沢山ありますので、
その都度あ~だこ~だと色々やってみて、
特徴をしっかり捉えて行きたいですね。  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:25Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工

2021年07月15日

貝殻穴埋めの仕上げ・・・

貝殻穴埋めの仕上げ・・・

昨日行った貝殻の虫喰い穴埋め。
今日はその続きです。。。


 自宅で見つけた柔らかい布の上にイナヅマくんを置いて、
 穴埋めをした部分を仕上げ研ぎです。
 絵柄の彼が言っています~「しっかり研げよ~」(^.^)


 「まだまだ~~、もうちょい」


 「ま~そんなとこやね、、、いや!まだ穴いくつか凹んど~やん」


 「そうそう、丁寧に仕上げ埋めせんとね」
 ということで、穴埋めの補修をさせられました(^^;
 これでさすがにもう穴埋めは完了でしょう。

明日また樹脂の乾燥を待って、
今度は本当の仕上げ研ぎをしたいと思います!(^_^)


 それにしましても、本格的な夏になりましたね。
 朝ジョグ時にも、しっかり夏空が広がっておりました~汗。  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:44Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工

2021年07月14日

貝殻の虫喰い穴埋め・・・

貝殻の虫喰い穴埋め・・・

磨き貝作業の続きです。

作業している貝殻たちは、虫喰い穴がけっこうありますので、
最終磨きをする前に穴埋めをしました。


 まずは白蝶貝の2枚。
 深い穴が開いていて、これらをどう埋めるか、、、


 作業の様子は撮っておりませんが、出来上がりはこのように。

樹脂だけで埋めても、穴の深い印象は変わりませんので、
ちょっと思案しまして、樹脂に真珠貝粒を混ぜて埋めることにしました。
完全に穴の様子を消し去ることはできませんが、
暗い印象を柔らかくする効果はあったと思います。
 

 イナヅマツノヤシのビフォー状態。
 こちらも深い穴が開いており、、、


 突き抜けている穴=孔になっているところも(^_^;)


 こちらは基本的に乳白色ベースですが、
 樹脂と絵の具をこね、貝殻の各部位の色味に合わせて色を調合。
 真珠貝と違って色味がありますので。


 なかなか色味を合わせるのは大変でしたが、、、
 微妙な合わせをしながら、なんとか近い色にしてウメウメです(^^;
 樹脂と絵の具の配合比率も、これまでの経験を活かして勘でやってみました。


 だいたいこんなところでしょう。
 ほぼ全ての穴&孔にパテ埋め補修する感じで。

今後は樹脂硬化を待って、研磨と最終磨き。
イナヅマツノヤシはラッカー吹付塗装をする予定です。  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 18:32Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工

2021年07月13日

螺鈿粒調合テスト・・・

螺鈿粒調合テスト・・・

今日は螺鈿粒の調合テスト&本番作業を。。。


色々と過去に作った粒や粉を引っ張り出して、テストです(^^)

選んだ粒や粉の中から今回の用途に適したものを選んで調合テストを実施。
結果が良好だったので、すぐに本番作業へ取り掛かりました。

お客様のご要望に見合うものを作ろうとする場合、
何かしらのご提案をすることがありますが、、、
そういう時に、これまでやったことのないテクニック、
もしくは応用テクニックを考えなければならないこともあり、
今回もそういう状況だったわけであります。

何とかこれで上手く仕上がってくれますように!(^^;
  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:27Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工

2021年07月12日

夏空が広がる、、、が・・・

夏空が広がる、、、が・・・

昨日は、今年初の3日連続糸島工房作業。。。


 朝方、工房へ着いた時は「梅雨明けか?」というような
 素晴らしい夏空が広がり、、、


 とてもちっちゃな、姐御の子も見つけたのでした(^.^)


 工房の片付けもだいぶ進みまして、、、
 工房内も作業しやすくスッキリして来ました。


 さてさて、磨き貝の方はというと、、、
 イナヅマツノヤシはご覧の通り、あの手この手をつかって。


 とても小さな虫喰い穴が特に苦労しております(^^;
 穴に溜まっている黒い不純物を除去しているのですが、、、
 もうこのように針くらいでないと穴に入りません!


 工房にはホッチキスの針しかありませんでしたので、
 ヤスリで針の先を細くして、これでゴソゴソと!!


 ルーター用ダイヤモンド歯も駆使して、、、
 やっぱりゴソゴソと!(^^;


 そして、水で濡らしたナイロン筆でコショコショ。。。


 そんなこんなで日が暮れて来ました。


 帰ろうかとしていたときに、けっこう怪しげな雲が!
 朝の様子とは全く違います(;'∀')
 梅雨明けはそろそろですかね~それとも?(^_^;)
   


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 12:25Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工

2021年07月10日

焼成アワビ貝殻・・・

焼成アワビ貝殻・・・

本日も何とか大雨にならず、糸島の工房へ行けました。
予定通り、釉薬になるために焼成されたアワビ貝殻も見学できて良かったです!(^.^)


 工房に着くと、陶芸家O氏のところへ直行!
 焼成アワビは、、、コレかっ!!!
 フンワリとした粉になっておらず原形は留めています、、、


 完全に脆くなってますね~


 簡単にポロポロです!


 こんなに色が変わって、、、
 「あンた、背中が煤けてるぜ。。。」
 ※「麻雀飛翔伝 哭きの竜」より (^.^)

そしてO氏は、次なる貝殻のひと盛りを
既に焼成開始していたのでした。。。


 あ~この窯の穴から異様な臭いがしてきます、、、
 この臭いはなんだったっけなぁ~~
 そうだ!あのカキ小屋でカキを焼く時の匂いだ!!(^^;

さて、今日は焼成アワビのことだけでなく、自分の作業のことも。。。
ストップしていた貝磨きの作業をやっと再開です。


 白蝶貝の虫食い穴清掃を途中までやっていましたが、、、
 ルーターを使ってキチっと綺麗にしましょう。


 だいぶ奥の方まで不純物が溜まっており、
 奥の奥まで丁寧に研磨&洗浄です。。。


 だいたい取り除きましたかね~。
 もう少し時間かかりそうですが、続きはまた明日。  


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 22:55Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工

2021年07月09日

踊る雲たち・・・

踊る雲たち・・・

福岡市内は今朝方に凄い雨が降りましたが、
何とかお天気が持ち直し、糸島の工房へGo!しました。


 工房に着きますと、、、何とも迫力のある、沸き立つ雲迫る!
 寄って来んで~~(^^;


 先日仕込んでおいた整理&洗浄済みのマダカアワビたち、、、
 もうしっかり乾いとりますね~。


 諸々ケースに納まっといて下さい。。。


 これはまた大きいです!18cm級ですね(;'∀')
 ちょっとまだ汚れていたので洗い直し。。。


 他の作業もして、そろそろ帰ろうかと思い外に出ますと、
 またまた雲が違った様子に、、、


 工房脇から車に乗って出発し、一旦坂を登るとちょうど日没でした。
 それにしましても、今日の雲はすぐに様子を変える様です。
 坂の上で暫く眺めていると、増々面白い様相となったのでまたまたパチリ☆!
 たっぷりとした水蒸気を纏い、まるで雲たちが踊っているようでした(^.^)

   


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:11Comments(0)制作日記螺鈿(らでん)・貝細工