2010年11月25日

20年前の中国旅行で・・・その2

20年前の中国旅行で・・・その2

さて、中国旅行の話の続き。

私は相棒と二人で香港から鉄道で広州に入ったのだが、広州駅に着くと、ホームは比較的がらんとしていた。どうも終点のよう。しかし、我々の列車が到着したホームはゲートで特別に区切られている感じがした。

駅の内部に入るや否や・・・途端にごった返す人、人、人!!すごい人の数だ。東京も人の数はすごいが、ちょっと様子が違う。殺気立っている。よく見ると、あちらこちらで喧嘩をやっている。着いた途端に、我々は途方に暮れた、、、お互いに顔を合わせて「どうしよう・・・」。あの爆発したような喧騒はカルチャーショックだった。

その当時は、中国の改革開放が突き進んでいる真っ最中だったからだろう。地方から大都市に大量に流入した人民(たぶん出稼ぎ労働者)が広州に溢れ返っていた。私と相棒は、広州から風光明媚な景勝地:桂林へ行こうと目論んでいたので駅の窓口に向かったのだが、長蛇の列!!並んでる人々は、ほとんどがブスっとした顔。やっと窓口にたどり着いて、メモを見せて筆談しようとしたが、窓口のお姉さん「○×△!!!」と一言二言叫んで、完全拒絶。全く相手にしてくれない。サービス精神もへったくれもない。「これが共産主義社会かっ!!」と偏見に満ちた感情が沸き起こる。またしても我々は途方に暮れ、一旦駅前広場に。広場のそこかしこでもやっぱり喧嘩・・・。あ~こりゃもうダメだ~。

このつづきは、また明日・・・。


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タグ :中国旅行


Posted by 瑞緒(ミズオ) at 23:59Comments(0)社会つれづれ